ドラマ「エミリー、パリへ行く」などに出演したリリー・コリンズが、弟でドラマーのニック・コリンズとの2ショットを自身のインスタグラムに投稿した。

▼リリー・コリンズ（左）、ニック・コリンズ（右）　リリー・コリンズのインスタグラム（lilyjcollins）より

12月5日、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて、リリーの父でミュージシャンのフィル・コリンズのロックバンド、ジェネシスのコンサートが開催。コンサートを鑑賞したリリーは、異母弟で同バンドのドラムを担当している20歳のニックとバックステージで再会し、仲睦まじい2ショットやパフォーマンス中のステージの写真をシェアした。

▼リリー・コリンズのインスタグラム（lilyjcollins）より

リリーはキャプションで「信じられないかもしれないけど、こちらのロックスターは私の弟よ」とニックを紹介。「私はあなたが2歳でスティックを持ってドラムを学んでいる時、いつかパパのバンドに加わり、完全なプロのように演奏をするなんて想像していなかった」「あなたを誇りに思う。昨夜は最高だったよ」と、弟の成長ぶりに感激したようにつづっている。

▼ドラムを演奏するニック　リリー・コリンズのインスタグラム（lilyjcollins）より

▼フィル・コリンズ　リリー・コリンズのインスタグラム（lilyjcollins）より

ジェネシスは60年代からメンバー交代や活動休止を経て現在まで活躍し続け、今年9月から約14年ぶりとなるツアーを開催中。70歳のフィルは、過去に背中の手術や転倒を経験し、これまでプレイしていたドラムを演奏することが困難になったため、彼の息子のニックがドラムを担当することになった。ニックは自身のロックバンド、Better Strangersのドラマーとしても活躍している。

3度の結婚・離婚歴があるフィルには、最初の妻アンドレア・ベルトレリの連れ子で49歳の娘ジョエリー、元夫婦の間に生まれた45歳の息子でミュージシャンのサイモン、2番目の妻ジル・タヴェルマンとの32歳の娘リリー、3番目の妻オリアンヌ・シーヴェイとの20歳の息子ニックと17歳の息子マシューがいる。

▼「エミリー、パリへ行く」シーズン2の予告編

リリーは、2010年に『しあわせの隠れ場所』でサンドラ・ブロック演じる主人公の娘役で映画デビュー。『白雪姫と鏡の女王』（2012）では白雪姫役に抜擢され、『ハリウッド・スキャンダル』（2016）でゴールデン・グローブ賞主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）にノミネートされた。日本では『あと1センチの恋』（2014）のヒットで知られている。最近はNetflixのドラマシリーズ「エミリー、パリへ行く」（2020〜）、デヴィッド・フィンチャー監督の『Mank/マンク』（2020）などの話題作に出演している。

最新作となる「エミリー、パリへ行く」のシーズン2は、12月22日からNetflixで配信がスタート。また、今年9月に結婚した映画監督のチャーリー・マクダウェルとタッグを組む新作映画『Windfall（原題）』の米国公開が2022年に控えている。