リリー・コリンズ「一つの時代が終わる」ジェネシスの最後のツアーを終えた父フィル・コリンズをたたえる!

ドラマ「エミリー、パリへ行く」などに出演したリリー・コリンズが、父でミュージシャンのフィル・コリンズをたたえるメッセージをインスタグラムに投稿した。

▼リリー・コリンズのインスタグラム(lilyjcollins)より

3月26日に英ロンドンのO2アリーナにて、リリーの父フィルが率いるロックバンド、ジェネシスのラストツアー「The Last Domino?」がファイナルを迎えた。

ツアー最終公演を訪れていたリリーは、バックステージの様子や父フィルのパフォーマンス中の写真をシェア。「今夜、一つの時代が終わる。最後のショーを見たのは、まさに一生の思い出。永遠に私の心の中に残るイベントになった」と投稿した。

▼リリー・コリンズのインスタグラム(lilyjcollins)より

▼フィル・コリンズ リリー・コリンズのインスタグラム(lilyjcollins)より

60年代から活動しているジェネシスは、昨年9月から約14年ぶりとなるツアーを開催。現在71歳のフィルは、背中の手術や転倒により、これまでプレイしていたドラムを演奏することが困難になったため、ツアーには彼の息子で20歳のニック・コリンズ(リリーにとっての異母弟)がドラマーとして参加した。

リリーはキャプションの最後に「ジェネシス、たくさんの思い出をありがとう。たくさんのインスピレーションを与えてくれたパパ、ありがとう。そして、私を最も誇らしい姉にしてくれたニックに感謝」と感慨深げにつづっている。

今回がジェネシスの最後のコンサートになる可能性があり、米メディア「People」によると、フィルはロンドン公演中に「これは僕たちのツアーの終着点であり、ジェネシスにとっての最後のショーだ」「みんながまだ僕たちのコンサートを見にきてくれるなんて信じられない。今夜が終わったら、僕たちはちゃんとした仕事に就く」とコメントしている。

▼『運命のイタズラ』の米国版予告編

現在32歳のリリーは、2010年に『しあわせの隠れ場所』で映画デビュー。『白雪姫と鏡の女王』(2012)では白雪姫役に抜擢され、『ハリウッド・スキャンダル』(2016)でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。日本では『あと1センチの恋』(2014)のヒットで知られ、最近は『Mank/マンク』(2020)、ドラマ「エミリー、パリへ行く」(2020〜2021)などの話題作に出演している。

リリーと夫で映画監督のチャーリー・マクダウェルがタッグを組んだ新作スリラー映画『運命のイタズラ』は、3月18日からNetflixで配信中。本作は、テック界の富豪が所有する別荘に男が侵入し、持ち主の実業家とその妻が突然やってきたことで、事態が思わぬ方向に展開していく。強盗役を「別世界からのメッセージ」のジェイソン・シーゲル、実業家夫婦をリリーと『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェシー・プレモンスが演じる。