ウィル・スミス「2年間取り組んできた」自伝「Will」を11月に出版!

『バッドボーイズ』シリーズ、『メン・イン・ブラック』シリーズで知られるウィル・スミスが、自伝本「Will(原題)」を11月9日にリリースすることを発表した。

▲ウィル・スミスのインスタグラム(willsmith)より

6月19日に自身のインスタグラムに動画をアップしたウィルは、ベストセラー作家でブロガーのマーク・マンソンと共同で執筆した自伝本「Will」のリリースを発表。フィルターを使った動画で、ウィルは本書を手に「とても楽しい仕事だった。この2年間、執筆に取り組んできた。ようやく準備できたよ」とコメントしている。同書は11月9日にペンギン・プレスから発売される。

▲ウィル・スミスのインスタグラム(willsmith)より

本書では、ウィルが故郷の米ペンシルベニア州フィラデルフィアで過ごした幼少時代から、ラッパーとしての成功、ハリウッドのトップスターとなった軌跡をたどり、彼の「自己認識の深遠な旅の成果」がつづられる。また、ビジュアルアーティストのブランダン・“ビーマイク”・オーダムズが手がけた印象的なカバーもお披露目になった。

▲ウィル・スミスのインスタグラム(willsmith)より

▲ウィル・スミスのインスタグラム(willsmith)より

ウィルのインスタグラムのコメント欄には、かつて彼とヒップホップデュオ、DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスとして人気を博したDJジャジー・ジェフが「待ちきれないよ…」と期待を込めたメッセージを書き込んでいる。

現在52歳のウィルは、1986年にヒップホップデュオ、DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成して人気を獲得し、グラミー賞最優秀パフォーマンス賞を受賞するなどラッパーとして成功を収める。その後、TV出演を経て、『ハートブレイク・タウン』(1992)で映画デビュー。マイアミ市警の刑事コンビの活躍を描く『バッドボーイズ』(1995)が大ヒットし、以降も『インデペンデンス・デイ』(1996)、『メン・イン・ブラック』(1997)などのメガヒット作に出演した。ボクサーのモハメド・アリの半生を描いた『ALI アリ』(2001)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、息子ジェイデンと共演した『幸せのちから』(2006)でも同賞の候補になった。近年は、『コンカッション』(2015)、『スーサイド・スクワッド』(2016)、『アラジン』(2019)、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)などの話題作に出演している。

待機作は、アメリカのプロテニス選手、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父リチャード・ウィリアムズを演じる、2021年11月に米国公開予定の伝記映画『キング・リチャード(原題)』がある。