ウィル・スミス、“ビンタ騒動”後、初めてレッドカーペットに登場!『自由への道』プレミアに出席

俳優のウィル・スミスが、11月30日にロサンゼルスにて行われた主演映画『自由への道』のプレミアに出席。アカデミー賞授賞式での騒動後、初めてレッドカーペットに登場した。

▼ウィル・スミスのインスタグラム(willsmith)より

Apple TV+の新作映画『自由への道』は、ウィルにとってアカデミー賞授賞式の騒動以来となる公開映画。家族もサポートに駆けつけ、妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミス、24歳の息子で俳優&ミュージシャンのジェイデン・スミス、22歳の娘でミュージシャンのウィロー・スミス、前妻シェリー・ザンピノとの間に生まれた30歳の息子トレイ・スミスもイベントに参加した。

プレミアを終えたウィルは、記念写真やファンと交流した様子などをインスタグラムで公開。「Appleのチーム、キャストとクルーに感謝します」と、感謝の気持ちを伝えている。

今年3月、映画『ドリームプラン』の演技で第94回アカデミー賞主演男優賞を受賞したウィル。授賞式でプレゼンターを務めたコメディアン&俳優のクリス・ロックが、ウィルの妻ジェイダの髪型を揶揄する発言をし、激怒したウィルが壇上に上がってクリスの顔を平手打ちするという騒動が起こった。ウィルはSNSを通じて謝罪し、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会員を辞任、アカデミー関連のイベントへは今後10年間出席禁止になった。

11月末に米TV番組「ザ・デイリー・ショー」に出演したウィルは、世界に衝撃を与えた“ビンタ騒動”について振り返り「さまざまなニュアンスや複雑な出来事があったけど、結局のところ、僕は平静を失ってしまった」とコメント。また、米TV局「Fox 5 DC」のインタビューでは、騒動が新作映画に及ぼす影響を懸念する発言も。「『自由への道』を鑑賞する気になれないという人もいると思うし、もちろん彼らの気持ちを尊重する…映画の制作チームは彼らのキャリア史上最高の仕事をしたので、僕の行動が制作チームに不利にならないよう心から願っている」と語っていた。

▼ウィル・スミス(左)、ジェイダ・ピンケット・スミス(右) ジェイダ・ピンケット・スミスのインスタグラム(jadapinkettsmith)より

▼共演者のベン・フォスター(左)、チャーメイン・ビンワ(中央)、ウィル・スミス(右) ウィル・スミスのインスタグラム(willsmith)より 以下写真すべて

▼チャーメイン・ビンワ(左)、コメディアンのティファニー・ハディッシュ、ウィル・スミス(右) (中央)

▼『自由への道』の米国版予告編

『自由への道』は、南北戦争中のルイジアナ州を舞台に、家族と自由のために逃亡を図った奴隷のピーター(ウィル・スミス)の危険な旅を描く。監督は『トレーニング デイ』や『イコライザー』シリーズなどを手掛けたアントワーン・フークア。本作は12月9日よりApple TV+で配信が開始される。