ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマン、“一時休戦”してチャリティー企画に参加!

『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズが、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマンとともに、新型コロナウイルスの感染拡大により被害を受けている人々を支援するチャリティー企画「オール・イン・チャレンジ(All in Challenge)」に参加を表明した動画を自身のインスタグラムで公開した。

▲ヒュー・ジャックマン(左)、ライアン・レイノルズ(右)
ライアン・レイノルズのインスタグラム(vancityreynolds)より

デッドプール役で知られるライアンとウルヴァリン役でおなじみのヒューは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)で共演して以来、SNSなどでお互いにいじり合っている仲。そんな二人が、チャリティー企画「オール・イン・チャレンジ」への参加にあたり、“一時的な休戦”状態に入るという。

▲ライアン・レイノルズ
ライアン・レイノルズのインスタグラム(vancityreynolds)より

▲ヒュー・ジャックマン
ライアン・レイノルズのインスタグラム(vancityreynolds)より

公開された動画では、ライアンとヒューが、二人の確執のきっかけについてジョークを交えて説明。二人は、「何世代にもわたって対立してきたことは一族の名誉だった」といい、「レイノルズ家は酒の会社を、ジャックマン家はコーヒー会社を設立し、抗争が始まった」とのこと(ライアンはジンのブランド“アビエーション・ジン”のオーナーで、ヒューはコーヒー会社“ラフィング・マン・コーヒー・カンパニー”を経営している)。19世紀後半のアメリカで実際に起きたハットフィールド家とマッコイ家の抗争を模したモノクロの写真には、銃を構えたデッドプールとウルヴァリンが紛れている。

▲デッドプール(左)、ウルヴァリン(右)
ライアン・レイノルズのインスタグラム(vancityreynolds)より

そんな不仲(?)の二人だが、ヒューは「僕らは1日休戦して、異なるタイプの飲み物を売ることにした」と言い、ライアンは「子供たちのレモネードスタンドで売るレモネードだ」と続ける。「オール・イン・チャレンジ」への募金者には抽選で、ライアンとヒューが、レモネードを売る子供たちを手伝ってくれる権利が与えられるとのことで、収益金は全て、食糧支援を行う非営利組織に寄付される。

このチャレンジの次なる挑戦者として、ライアンは、宇宙飛行士のクリス・ハド・フィールド、サッカー選手のアシュリー・ローレンス、そして再びヒューを指名。ヒューは自身のインスタグラムに同様の動画を投稿し、アメリカンフットボール選手のドリュー・ブリーズ、TVシリーズ「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」で知られる女優のマリスカ・ハージティーと夫で俳優のピーター・ハーマン、そしてライアンを指名している。

ライアンは、TVシリーズ「ふたりの男とひとりの女」(1998〜2001)で主人公バーグ役として出演し一躍有名に。2004年にはマーベル映画『ブレイド』の第3作でバンパイア・ハンターのハンニバル・キングを熱演。2008年から3年連続で米ピープル誌「最もセクシーな男」にリスト入りし、2010年には第1位を獲得した。『X-メン』のスピンオフ映画『デッドプール』(2016)では主人公の傭兵デッドプールを演じ、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。続編でも主演を続投。『名探偵ピカチュウ』(2019)では主人公ピカチュウの声を務め、ダンディボイスを披露。ゲームの世界の“背景(モブ)キャラ”を演じる『フリー・ガイ』が近日公開予定だ。

そのほかの主な出演作には、リメイク版『悪魔の棲む家』(2005)、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(2006)、『カオス・セオリー』(2007)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)、『あなたは私の婿になる』(2009)、『デンジャラス・ラン』(2012)、『テッド』(2012)、『ハッピーボイス・キラー』(2014)、『白い沈黙』(2014)、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(2015)、『ライフ』(2017)などがある。