「犯人に告ぐ」の雫井脩介が2013年に発表した小説を原田眞人監督が映画化、木村拓哉と二宮和也の初共演が実現し話題となった『検察側の罪人』のブルーレイ&DVDが、2月20日に発売される。ブルーレイ&DVDの豪華版には、撮影の裏側に迫るメイキング映像を収録。このほど、その一部映像がお披露目となった。
本作は、時効廃止以前の殺人事件や捜査機関によって生み出される冤罪など、司法制度が抱える問題点に鋭く切り込みながら、登場人物の葛藤を通して“正義とは何か”という人間の根源的命題への洞察をも描きだした雫井脩介原作の社会派ミステリーの最高傑作を映画化。
クランクイン当日は木村拓哉演じる最上が、二宮和也演じる沖野をはじめとする若手検事へ講習を行うシーンが撮影された。公開されたメイキング映像では、初日の撮影を終え「緊張しました」と回答する二宮に、隣にいる木村が「ウソつけ」とツッコミを入れている。その様子から、撮影が順調にスタートし、現場が和やかであることが伺える。また、木村は「つまらない現場にする気は毛頭ない」と意気込みを語っている。
その後順調に撮影も進み、最上(木村拓哉)が沖野(二宮和也)から取り調べの経過報告を受けるシーンの撮影が行われた。本編ではこのシーンの前に、同じ席で被疑者の松倉(酒向芳)が取り調べを受けるシーンがあるが、これら2つのシーンはなんと1カットで撮影されている。これを実現するために、二宮の席と酒向の座る向かいの席との間にカメラが設置された。酒向が取り調べシーンのセリフを終え、カメラが二宮の方に回転した隙に木村が酒向の席につき経過報告シーンを演じ始める、“早入れ替え”が行われたのだ。本編では落ち着いた様子で報告を聞く最上だが、メイキング映像には、カメラが回るわずかな時間での”早入れ替え”に苦戦するカメラテスト中の木村の姿が収められている。
さらにメイキングには、今回公開された映像のほかにも、クランクインからクランクアップまでの撮影の様子やインタビューが約60分あますことなく収録される。そのほか、木村、二宮、原田監督が本編を見ながら撮影時のエピソードなどを語るビジュアルコメンタリーや、イベント映像集など、ここでしか観られない貴重な映像がたっぷり収録され、内容盛り沢山のブックレットも封入される。
『検察側の罪人』ブルーレイ&DVD 商品情報
2月20日(水)発売/レンタル開始
発売元:ジェイ・ストーム
販売元:東宝
■ブルーレイ 豪華版 ¥7,800+税
■DVD 豪華版 ¥6,800+税
【本編ディスク】
●予告編集(特報/予告/TVスポット)
【特典ディスク】
●ビジュアルコメンタリ―
(木村拓哉、二宮和也、原田眞人監督)
●メイキング映像
●「映画『検察側の罪人』公開記念!木村拓哉&二宮和也が初共演!見どころ大検証SP」
●イベント映像集
(完成披露試写会、夏の納涼試写会、初日舞台挨拶、大ヒット御礼イベント)
【封入特典】
●ブックレット
※仕様等、変更になる場合あり
■DVD 通常版 ¥3,800+税
DVD豪華版本編ディスクと同内容
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