【4代目ジョーカー】ジャレッド・レト、新たな“ジョーカー”映画の製作に「少し困惑している」と明かす

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The Hollywood Reporter

米ワーナー・ブラザースによる、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の映画『スーサイド・スクワッド』で、DCコミックスの「バットマン」に登場するヴィラン(悪役)のジョーカーを演じたジャレッド・レトは、ジョーカーを主人公とした新たな単独映画の製作決定に対して“少し困惑している”と明かした。The Hollywood Reporterが伝えている。

レトは、ゲーム「Destiny 2」のプロモーションで、“ジョーカー”映画の製作について言及し、「少し困惑しているよ」と述べた(レトは、自身がボーカルを務めるロックバンド「サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ」のメンバー、トモ・ミレセヴィックとともにロンドンで行われたゲームの発売イベントに出席した)。

レトは、DCEUの映画『スーサイド・スクワッド』にジョーカー役で出演し、その続編が製作されるほか、ジョーカーと彼に魅了された女性ヴィラン、ハーレイ・クインの2人を主人公とした映画の製作も決定している。その一方で、『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督による、ジョーカーを主人公とした単独映画の製作が先日ワーナーから発表され、その映画はDCEUの映画シリーズとは異なり、ジョーカー役にはレオナルド・ディカプリオのような大スターが起用されると言われている。

レトはイベントで続けて、「ジョーカーは大好きだ。最高のキャラクターだし、演じるのがとても楽しいよ。でも、(ジョーカーが登場する)作品の世界が壮大だから、ジョーカーを演じる権利というのは存在しない。しばらくの間、ジョーカー役を演じるという栄誉を得て、やがて消えていくものなんだ。製作が進行している作品はいろいろあるけど、どんな作品になるのか楽しみにしているよ」と語った。

レトは、今後のDCEU映画に登場するジョーカー役を続投するようだが、関係者によれば、新たな“ジョーカー”映画の製作決定に驚いており、快く思っていないそうだ。