森川智之&山路和弘の最強の敵は、健康診断のバリウムと従妹の叔母さん!? 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』公開記念スペシャル セレモニー レポート

★メインFKDX1916_R

『魔人ドラキュラ』(1931)、『フランケンシュタイン』(1931)などのユニバーサル・スタジオ発モンスター映画を、次世代向けにリメイク・シリーズ化する「ダーク・ユニバース」シリーズ。この新たな歴史の口火を切る第一弾作品として、ミイラというキャラクターの原型である作品『ミイラ再生』(1932)が、ハリウッドきっての大スターであるトム・クルーズを主演に迎え、アクション・アドベンチャー『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』として新しく生まれ変わり、7月28日(金)より全国公開。これを記念し、7月24日(月)に東京スカイツリータウン1階 ソラミ坂ひろばにて、映画公開記念スペシャルセレモニーが開催された。イベントには本作で呪われた古代エジプト王女アマネットの日本語吹き替えを担当したベッキーをはじめ、本作が吹き替え声優初挑戦となるお笑いコンビの銀シャリ、さらに主人公ニック・モートン(トム・クルーズ)役の森川智之、ヘンリー・ジキル博士(ラッセル・クロウ)役の山路和弘ら豪華キャストが登壇! スカイツリーを背に「ザ・マミー」トークに華を咲かせた。

★ベッキーさんピンYF5D0587_R

MCの呼びかけで、森川、山路、銀シャリの鰻と橋本、ベッキーがレッドカーペットに登場。長年トム・クルーズの声を担当してきた森川は、今作のトム・クルーズの今までとの違いについて問われると「トムといえば正統派二枚目スターというイメージですが、今回はちょっとチャラくて、いつもよりキュートなトムでした」とコメント。そんな主人公と対峙する王女の声を担当したベッキーは今回演じる上で苦労した点について問われると「叫んだりするシーンはお家ではできないので、ぶっつけ本番だったんです。だから何度もやったのが少し苦労したかなと思いますが、ただただ今回のオファーをいただけたことが嬉しかったです。バラエティとは違う大人っぽい声を出したので新鮮でした」と明かした。続けて、ダーク・ユニバースプロジェクトにおいて最重要人物であるジキル博士の声を担当した山路は本作、そしてダーク・ユニバースの魅力について問われると「子供の頃に観ていた、クラシックモンスターたちの物語がまた新たにたくさん作られることはワクワクするし、そんな素晴らしいプロジェクトの第一弾作品に携われるのは嬉しいですね。良い人の役を演じるより、悪い役を演じた方が楽しいし(笑)」とコメント。そしてこんな豪華声優陣の中で、今回が声優初挑戦だった銀シャリの二人は、初めての声の吹き替えをやってみての感想を問われると、鰻は「最初台詞はものすごく少ないんだろうなぁなんて思っていたら思ったよりも多くて驚きました!何回も撮りなおして大変でしたけど、死ぬときのリアクションは一発でした!」、橋本は「バラエティとは声の出し方が違ったのでやや苦労しましたね。結構すぐ死ぬんですけど、次回の出演が楽しみです」とベッキーのコメントを真似るなどし、笑いを誘った。

続けて、5000年前から復活した王女ミイラとスーパーヒーローのトム、最強の二人が戦う本作にちなみ、最強の敵を問われた森川は「“緊張”ですかね。健康診断のときのバリウムが、前日に眠れないくらい一番緊張する」、山路は「うちのおふくろの妹である従妹の叔母さんが子供の頃から今でも恐いですね」、鰻さんは「僕の名前が“鰻”というんですけど、鰻を食べると死んでしまうという言い伝えがあるんです。なのに、鰻を食べさせようとするやつらがいる!そいつらは敵です!」、橋本は「後輩はライス、先輩は笑い飯ですね」、ベッキーは「自分です!というのも、私スマホゲームが大好きでやめられないんです。オフの日とか朝起きて6時間くらいずっとやったりするんです」とそれぞれにユーモア溢れる回答を披露!

また、“復活させたい”、あるいは“こんなのやりたい”と思うモンスターについて問われると鰻は、明日7月25日が<土用の丑の日>にかけてか、「ウナギ男」と回答! 一方の橋本は「ドラキュラ」と答えると山路もドラキュラ好きを公言!「子供の頃に近鉄あやめ遊園地でドラキュラの館のようなアトラクションがあって、そこで女の人を吸血するドラキュラをみて、子供ながらにすごく興奮したんです!」と明かした。銀シャリの二人が挙げたキャラクターのどちらを観てみたいか問われたベッキーは「ウナギ男はフォルムが気になる!」と回答。しかし、すかさず橋本は「ウナギ男なんてダーク・ユニバースの世界に現れないやろ!」とツッコミを入れ、会場を笑いに包んだ。

本作の“呪われた王女の封印が解かれてしまう”にちなみ、封印したいほど恥ずかしい体験をした夏の思い出を問われると、森川は「恥ずかしい思い出はないんですよね。24時間薄く恥ずかしい」と独自の回答を、山路は「あまりにいっぱいあって、覚えていないんですよね。満員電車の中でズボンのチャックが開いてたなんてこともあったし(笑)」とクールな雰囲気に似つかないエピソードを、ベッキーは「今回のお仕事が決まったとき、自慢しよう思って、LAでダンサーとして活躍している妹に電話したんです!でも、ソフィア・ブテラっていうハリウッド新鋭女優の人が演じている役なんだよって教えたら、わたしその子と友達だよ~って言うんです…!自慢しようと思っていたのに、なんか恥ずかしかったですね(笑)」とおちゃめなエピソードを披露!すると、橋本が「ダンサーだけに踊らされましたね」とするどくツッコミをいれ、またもや会場は笑いに包まれた。

そして、いよいよイベントは、映画公開を記念してつくられた、スペシャルモニュメントのお披露目式へと移行! 劇中でアマネット王女が5千年もの間封印されていた巨大な棺(ひつぎ)を鳥取市の全面協力のもと、茶圓勝彦(ちゃえん・かつひこ)氏によって制作されたサンドアートがお披露目されると、ベッキーは「大きさもさることながら、砂なのにすごい頑丈そうですごい迫力ですね!」と興奮した様子。

★サブ/アンヴェールFKDX1833_R

サンドアートお披露目式の後は、今後声優として活躍したいと目論む銀シャリのふたりの要望で、森川と山路にコツを伝授してもらうことに。鰻はニックの、橋本はジキル博士の台詞をそれぞれ披露すると、森川と山路は「力みすぎかな!」「声が少し高いかな?!」と指摘。言葉よりも実際にやってみせるのが早いということで、森川と山路がそれぞれにプロの技をみせるとその実力の違いに、おお~!と感嘆の声をあげる銀シャリとベッキー。

最後に、森川は「どうも、トム・クルーズです(笑)熱い季節に涼しい劇場で、熱くてクールでちょっとお茶目なトムに是非会いに来てください!」、山路は「今回はメイキングとかみても、トムとの初共演だからなのかラッセルがすごい楽しそうに撮影をしていたのが印象的でしたし、こんなに楽しそうなラッセルをみたのは初めてです!細かい部分ですが、トムとラッセルの仲の良さを是非感じ取ってもらえたらなと思います」、鰻は「全国のすぐ死ぬポリスファンに是非観ていただきたいです!」、橋本は「ファミリーからカップルまで幅広く楽しめる作品だと思いますし、映像もさることながらスケール感もすごいので是非映画館に足を運んでいただければなと思います!」、ベッキーは「映像、ストーリー共に半端ない迫力です!夏の大冒険を是非映画館で体感いただければと思います!」とそれぞれ本作の公開に向けて、熱いメッセージを寄せた。

今回のイベントをもってお披露目となった、棺の記念モニュメントは、8月16日まで東京スカイツリーソラミ坂にて展示中。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』
2017年7月28日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
監督:アレックス・カーツマン
プロデューサー:アレックス・カーツマン クリス・モーガン ショーン・ダニエル サラ・ブラッドショウ
出演:トム・クルーズ ソフィア・ブテラ アナベル・ウォーリス ジェイク・ジョンソン コートニー・B・ヴァンス ラッセル・クロウ
配給:東宝東和 

STORY 灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。調査のため棺を輸送するが、想定外の事態により飛行機は墜落。即死であったはずのニックが次に目を覚ますと、無傷で遺体安置所に横たえられていた。混乱するニックはジェニーを連れ、棺の行方を捜すためにその場を後にする。ニックが目を覚ましたその頃、飛行機が墜落したロンドン郊外では、かつてファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化し棺に封印されていた古代エジプト王女アマネット(ソフィア・ブテラ)が現代に蘇り、5000年の時を経て人類への復讐をはじめようとしていた―。

(C)Universal Pictures