佐野勇斗「大好きなMONGOL800の歌、死に物狂いで頑張った」映画『小さな恋のうた』完成報告記者会見&完成披露上映会レポート

20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され、歌われ続けるMONGOL800 の名曲を基にした映画『小さな恋のうた』が5月24日に公開。このほど、3月13日に新宿バルト9にて完成報告記者会見と完成披露上映会が行なわれ、この日に明かされたキャストの佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、世良公則、橋本光二郎監督が出席した。

クランクインの半年前から楽器の練習をしていたという出演者たち。佐野は練習を振り返って「半年も前から準備をすることがなかなかない。その練習があったからこそ、5人のバンドメンバーの絆も深まった」とコメント。グループとしても活動している佐野だが、音楽経験については「全く無いです」とのこと。「リコーダーぐらいしか…」と述べていたが、「大好きなMONGOL800さんの歌を歌わせていただくということで、失礼のないように死に物狂いで頑張った」と真剣な表情で語った。

ドラムの経験者だったという森永は「経験者なので、できて当たり前というプレッシャーがあった」とコメント。役柄的にもお兄さん的な立場だったようだが「本当に頼りない先輩だったんじゃないか」と謙遜した。

ギターはぼぼ未経験だったという山田は「眞栄田さんのギターが、ものすごく上達していて、これはヤバイ」と焦ったという。対して眞栄田は「芝居もギターも初めてだったのですが、楽器は皆んな同じスタートラインだったので、そこだけは負けたくない」と撮影に臨んだことを明かした。

音楽自体が苦手だったという鈴木は「小学校、中学校で、リコーダーや鍵盤ハーモニカも吹かずにサボっていたくらい」と衝撃の告白。「合同練習で出遅れているのが分かった」そうだが、「個人練習では成長できなかった部分が、合同練習でできるようになった」と笑顔で語っていた。

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『小さな恋のうた』
5月24日(金)公開
監督:橋本光二郎
出演:佐野勇斗 森永悠希 山田杏奈 眞栄田郷敦 鈴木仁 トミコクレア 世良公則
配給:東映

(C)2019 「小さな恋のうた」