元プロボクサーの兄と天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟の再会と家族の絆を描く、イ・ビョンホン主演、パク・ジョンミン共演の映画『それだけが、僕の世界』が12月28日より公開となる。このほど、キャストのイ・ビョンホンとパク・ジョンミンより日本の観客へ向けたメッセージ映像がお披露目となった。併せて、女優の岩下志麻、ジャスシンガーの綾戸智恵より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

本作は、生きてきた境遇が全く異なる兄弟が初めて出会い、数々の出来事を通して心を通わせながら、本当の兄弟、そして家族となっていく姿を描く。かつては世界チャンピオンであった元プロボクサーのジョハは、今や定職も住む場所もない生活を送っていた。そんな中、偶然17年前に別れた母親と再会し、今まで会ったことも聞いたこともない弟ジンテと一つ屋根の下暮らすことになる。

元プロボクサーのジョハを演じるのは、『インサイダーズ／内部者たち』『MASTER マスター』『天命の城』など、毎回違うジャンルとキャラクターで魅了してきたイ・ビョンホン。天才的なピアノの才能を持つ弟ジンテには、『空と風と星の詩人～尹東柱（ユン・ドンジュ）の生涯～』などで徹底した役作りに定評があるパク・ジョンミン。そして二人の兄弟の母親役を、『ハウスメイド』などに出演し、最近では「ユン食堂」などバラエティでも視聴者に愛されるユン・ヨジョンが演じる。

映像では、日本にも多くのファンを持つ主演のイ・ビョンホンが「本作が日本で公開されることになり嬉しい」とにこやかに話し、パク・ジョンミンは「全く違う二人の魅力を楽しんでください」と語る。さらに、イ・ビョンホンが「たくさんの笑いと感動のある映画。日本でも多くの方に見ていただけたら」と日本の観客へメッセージを寄せている。

著名人 絶賛コメント

■岩下志麻（女優）
こんなイ・ビョンホン、大好き！！貧しさや孤独に負けないで愛を求めて強く生きる男！！温かな気持ちになりました。

■綾戸智恵（ジャズシンガー）
生まれた時から母だった母はいない。3人は母として、子として関わりあう。もう一度家族を考えさせてくれる映画や。イ・ビョンホン演じる兄が泣かせるなぁ！

『それだけが、僕の世界』
12月28日（金） ＴＯＨＯシネマズ シャンテほかロードショー
監督：チェ・ソンヒョン
出演：イ・ビョンホン　パク・ジョンミン　ユン・ヨジョン
配給：ツイン

【ストーリー】　かつてアジアチャンピオンにまでのぼり詰めたが、40を過ぎた今は見る影もなく落ちぶれ、その日暮らしをしているボクサーのジョハ（イ・ビョンホン）。少年の頃、母は家を出ていき父は刑務所に入り、孤独の中で自分の拳だけを頼りに生きてきた彼は、ある日数十年ぶりに母と再会。そしてサヴァン症候群を患う弟ジンテ（パク・ジョンミン）の存在を初めて知る。母の家に転がり込んだジョハは、母の不在の間、天才的なピアノの腕を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をして欲しいという母の願いを聞き、弟の面倒を見始めるのだが…。

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