渋川清彦 主演!柴犬を連れた中年男性3人の壮大な無駄話『柴公園』ドラマ&映画化決定!

柴犬を連れた中年男性3人が街の公園で壮大な無駄話を繰り広げるドラマ&映画『柴公園』の製作が決定し、ドラマ版が2019年1月より放送開始、映画版が2019年6月14日より公開されることが発表された。

都市開発が進む街の昔からある公園で柴犬を散歩する、あたるパパ、じっちゃんパパ、さちこパパ。3人の共通点は、古い街に突如建ったタワマンに越してきた、街の新参者にして柴犬を飼っていること。彼らは毎日散歩で顔を合わせるが、お互いの名前も知らない適度な距離感での付き合いだ。ところが、やたらIQの高い3人の会話は日に日にエスカレート。やがて3人の会話は壮大なる無駄話に変わっていく。

キャスト陣には名バイプレーヤーズが集結。主人公・あたるパパ役を演じるのは、映画『ポルノスター』(1998)で役者デビューを果たしてから今年で俳優人生20年を迎える渋川清彦。今年はNHK「西郷どん」で大河ドラマ初出演、13本の映画に出演し、本作で連続ドラマ初主演を飾る。じっちゃんパパ役には、『赤目四十八瀧心中未遂』、『キャタピラー』、『さよなら渓谷』の大西信満。さちこパパ役には、ドラマ「この世界の片隅に」で名演を見せたドロンズ石本。このほか、ヒロイン・ポチママ役を『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ』、『娼年』、『真っ赤な星』と出演作が続く注目の女優・桜井ユキ、胸が熱くなる校長先生役を山下真司、さらに人気エンターテイメント集団BOYS AND MENの水野勝など多彩な顔ぶれが揃う。監督は、dTVドラマ「みんな!エスパーだよ!~欲望だらけのラブ・ウォーズ~」、映画『人狼ゲーム インフェルノ』や『ゼニガタ』を手掛けた綾部真弥が務める。

キャスト&スタッフ コメント

■渋川清彦(あたるパパ役)
Q:2018年、俳優人生20周年を迎え、今作が連続ドラマ初主演作品。柴連れおっさんによる壮大な無駄話が展開されますがいかがでしょうか?
現場に入ってからもセリフに追われ、朝は日が昇る前に起き、夜は22時前にはお酒もやらず、寝てしまい、寝言までもセリフみたいな事を言っているらしく、柴公園の呪文のようなものにかかっています。ただ、朝、現場に行きあたるを散歩させると、なんだか清々しい気分になり、一瞬柴公園の呪文からも解放されます。多分おっさん三人も同じような瞬間があるように思います。皆さんも楽しみにしてください。癒されますよ。「流れ的に」観て頂けると嬉しいです。

Q:たくさん犬が登場しますが、自身のパートナー犬(あたる)のご紹介・自慢をお願いします。
あたるは四歳の赤柴(茶)のオスで、人間でいうと30前後くらいの年齢ですかね。精神年齢はもう少し下に感じますが、まさに男盛りで元気で好奇心旺盛です。たまに年上の犬に怒られ分かりやすくへこみます。けど、まわりに女の子しかいないのですぐ元気になります。甘えん坊で可愛いやつです。

■大西信満(じっちゃんパパ役)
Q:柴連れおっさんによる壮大な無駄話が展開されますがいかがでしょうか?
無駄話のような人生の深淵を覗き込むような、ユルいのか鋭いのか、ちっぽけなのか壮大なのか…。着地点が見えない我々の会話を、どうか楽しんでいただければ幸いです。

Q:たくさん犬が登場しますが、自身のパートナー犬(じっちゃん)のご紹介・自慢をお願いします。
天真爛漫で撮影への気遣い一切ナシ、連日幸せに振り回されております。君はネコか!と皆を困惑させつつも笑顔にしてくれるうちの子の大活躍を、どうぞご期待ください。

■ドロンズ石本(さちこパパ役)
Q:柴連れおっさんによる壮大な無駄話が展開されますがいかがでしょうか?
とにかく、癒される現場です。実はちゃんと動物達と関わる仕事はこれで、3回目なんです。1回目は、「雷波少年」と言う番組でロバのロシナンテと日本を縦断した時、2回目は「南極大陸」と言うドラマで、南極越冬隊を演じた時に、樺太犬と、そして今回は3回目で、柴犬。少しずつ小さくなってますが(笑)、ま~とにかく動物達は本当に大好きですし、とにかく可愛い~その中でも、うちのさちこが一番可愛いですね~。壮大な無駄話と言われてますが、またこれが、何気に無駄なようで、無駄ではなくて、今のこのSNSの時代に、絶妙な距離感だからこそ、ハッキリと色々話せるおじさん達の可愛らしさと、一生懸命さが、ホッコリすると思います。共通の好きな物(今回は柴犬)があると、人はそれぞれ心を許す時がある事が素敵な作品の1つの見所だと思いますね。是非、何も期待しないで、気楽に見てくださいね~。

Q:たくさん犬が登場しますが、自身のパートナー犬(さちこ)のご紹介・自慢をお願いします。
僕のパートナーはさちこです。マイペースで、食いしん坊。誰にでも良い顔をして、可愛がられる天才ですね。とにかく可愛くて、煩くても、ガヤガヤしてても、眠たい時は寝る。食べたい時は甘える。でも仕事はしっかりとする。完璧ですね~。こんな生き方に何気に憧れる自分も居ます(笑)。三匹の中でも、一番言うことを聞くと思いますよ。あれ?親バカかな?(笑)。とにかく、自然なさちこの演技を是非見てくださいね~。

■桜井ユキ(ポチママ役)
Q:たくさん犬が登場しますが、自身のパートナー犬(ポチ)のご紹介・自慢をお願いします。また、ご覧になる方へのメッセージをお願いできますでしょうか。
わたしのパートナーであるポチは、とても可愛いく見えて実年齢14歳なんです。撮影では、決まった動きがきちっとでき、芝居もサラッとやってこなす、重鎮のオーラが漂うプロ犬です。この映画の何とも言えない優しく緩やかな空気に、是非触れて頂きたいです。

■山下真司(校長先生役)
Q:校長先生役を演じるにあたり、今回も熱血でしょうか?
今回は熱血教師ではありません。登下校する生徒達を優しい目差しで見守る温厚な校長先生の役です。この役で新たな境地を狙ってます。乞うご期待!頑張れ 元熱血教師!

Q:たくさんの犬が登場するドラマ・映画ですが、期待することは?
可愛い可愛い“ワンちゃん達”がたくさん登場するこの作品。私が個人的に期待すること、それはどのワンちゃんと相性がいいのか?今から楽しみです。

■綾部真弥監督
Q:膨大な台詞量と、たくさんの犬が出演していますが、苦労している点は?
アラフォーのおじさん3人と、柴犬3匹のコンビネーションが抜群で、観終わった後にはおしゃべりしながら、犬や動物と触れ合いたくなる作品になっています。ささやかな日常を描いたドラマですが、そんな日々がバカバカしくも愛おしくなる事間違いなし…!どうぞ、壮大な無駄話にお付き合い下さい。

ドラマ「柴公園」
2019年1月よりテレビ神奈川ほか全国10局以上で放送
(放送局:テレビ神奈川、仙台放送、とちぎテレビ、群馬テレビ、テレ玉、チバテレ、TOKYO MX、KBS京都、サンテレビ、BS12 トゥエルビほか)
監督:綾部真弥 田口桂
製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二
出演:渋川清彦 大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 蕨野友也 小倉一郎 螢雪次朗 山下真司

映画『柴公園』
2019年6月14日(金)より全国のイオンシネマ・シネマート新宿ほか公開
監督:綾部真弥
製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二
出演:渋川清彦 大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 松本若菜 山下真司 寺田農
配給:AMGエンタテインメント

【ストーリー】 都市開発が進む街の昔からある公園。柴犬を散歩するあたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)は、朝夕決まった時間にやって来る顔見知りで、犬の名前しか知らないフラットな関係性。ベンチに座って話すのは、決まって他愛の無い世間話。ところが、やたらIQの高い3人の会話は日に日にエスカレート。絶妙に噛合うアカデミックな会話と置いてけぼりの柴犬たち。3人の会話はやがて壮大なる無駄話に変わっていく…。

(C)2019「柴公園」製作委員会