イ・ビョンホン × キム・ユンソク『天命の城』韓国映画初参加となった坂本龍一の音楽メイキング映像

『トガニ 幼き瞳の告発』『怪しい彼女』の俊英ファン・ドンヒョクが監督を務め、イ・ビョンホンとキム・ユンソクをダブル主演に迎えた歴史大作『天命の城』が、6月22日より全国ロードショーとなる。このほど、初の韓国映画音楽を手掛けた坂本龍一のメイキング映像がお披露目となった。

本作は、極寒の地で繰り広げられる朝鮮王朝の存亡を懸けた男たちの47日間の闘いを描く歴史大作。監督は、『トガニ 幼き瞳の告発』や『怪しい彼女』のファン・ドンヒョク。主演には、王と民が生き延びることを第一に考え、清との和平交渉を主張する吏曹大臣チェ・ミョンギル役に、ハリウッドでも活躍するイ・ビョンホン、そして大儀と名誉を重んじ最後まで戦うことを主張する礼曹大臣キム・サンホン役を、『チェイサー』や『哀しき獣』のキム・ユンソクが演じる。さらに、二人の大臣の対立の中で決断を迫られる朝鮮国王・仁祖には『神弓-KAMIYUMI-』のパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役にコ・スと、韓国映画界を代表する俳優陣が豪華共演を果たした。

音楽を手掛けるのは、近年ではアカデミー賞3冠の『レヴェナント:蘇りし者』、李相日監督作『怒り』を担当した世界的巨匠、坂本龍一。メイキング映像では音楽収録風景に加え、坂本のインタビューが収められ、韓国映画に念願の初参加となった本作への想いを語っている。

また、韓国で初となる展覧会「Ryuichi Sakamoto Exibition: LIFE, LIFE」が5月26日よりソウル市内にて開催中。さらに、昨年公開されたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』のDVD&ブルーレイのリリースを記念した「坂本龍一映画祭」が開催され、今年でデビュー40周年となる坂本の国内外での活動にも注目だ。

『天命の城』
6月22日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ファン・ドンヒョク
音楽:坂本龍一
出演:イ・ビョンホン キム・ユンソク パク・ヘイル コ・ス
配給:ツイン
提供:ツイン、Hulu

【ストーリー】 1636年、清が朝鮮に侵入し「丙子の役」が勃発。敵軍に完全包囲され、冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せる絶体絶命の状況の中、朝鮮の未来を見据えた大臣たちの意見は激しく対立する。平和を重んじ清と和睦交渉を図るべきだと考える吏曹大臣チェ・ミョンギル(イ・ビョンホン)と、大義を守るべく清と真っ向から戦うことを主張する礼曹大臣のキム・サンソン(キム・サンソク)。対立する二人の大臣の意見に王・仁祖の葛藤が深まる。抗戦か、降伏か。朝鮮王朝の運命は―!?

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