「Sho-Comi」(小学館)にて連載され、累計発行部数100万部を突破(電子ダウンロード含む)した白石ユキによる同名コミックを、吉沢亮主演、新木優子、杉野遥亮共演で実写映画化した『あのコの、トリコ。』が10月5日より全国ロードショーとなる。このほど、古坂大魔王演じる芸能プロダクションの社長・奥井の場面写真と、彼と吉沢亮&新木優子とのオフショットがお披露目となった。併せて、予告編第2弾が公開された。
本作は、地味で冴えないメガネ男子・頼(より)が、大好きな“あのコ”・雫のためにかっこよく変わっていく様と、頼、雫、そして昴の幼なじみ3人が恋と夢を追いかける姿を描くラブストーリー。古坂大魔王演じる奥井は、雫(新木優子)が所属する芸能プロダクション・奥井企画のイケイケ社長。「その話は、いーおーいーお…つまり、おいおいで~」と、いつもご機嫌に業界用語を使いまくり、頼(吉沢亮)を強引に雫の付き人に任命する。物語では、二人の恋と夢のきっかけをつくる重要な役どころを担っている。
奥井の登場シーンには、実は、エンターテイナー・古坂大魔王にちなんだ遊び心満載の演出が数多く隠されており、予告編第2弾では、奥井企画の事務所が映し出され、奥井の後ろには、なんと“ピコ次郎”という名のタレントのポスターが貼られている。彼は、奥井社長自らプロデュースした売れっ子シンガーソングライターであり、好物は“りんご”と“パイナップル”という、本家をオマージュしたキャラクター。劇中では、事務所内にりんごやパイナップルの小物が置かれているという演出にも注目だ。
『あのコの、トリコ。』
10月5日(金) 全国ロードショー
監督:宮脇亮
原作:白石ユキ「あのコの、トリコ。」(小学館「Sho-Comi フラワーコミックス」刊)
脚本:浅野妙子
主題歌:Nissy(西島隆弘)「トリコ」
出演:吉沢亮 新木優子 杉野遥亮 水上剣星 大幡しえり 内田理央 古坂大魔王 高島礼子 岸谷五朗
配給:ショウゲート
【ストーリー】 田舎で暮らしていた地味で冴えない男子高校生の鈴木頼(吉沢亮)は、東京の芸能コースがある高校に転入し、幼い頃から好きだった立花雫(新木優子)と再会する。女優という夢に向かって真っすぐにがんばる雫にあらためて恋をした頼は、彼女が所属する芸能事務所に頼まれ、雫の付き人として現場に同行するようになる。ランジェリーの広告撮影では、共演するはずだった、頼と雫の幼なじみでもあり人気俳優の東條昴(杉野遥亮)が、あるアクシデントで帰ってしまい、雫は降板させられそうになる。そんな雫を助けるために頼はなんと昴の代役を受けることに!そして、頼がカメラの前に立つと別人のような輝きを放ち、雫は思いがけずときめいてしまう。そしてこの広告が話題となり、頼、そして雫と昴の未来を変えていく―。
©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会