福士蒼汰主演、本広克行監督でおくる、大ヒットコミックシリーズの実写映画化『曇天に笑う』が3月21日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリーにて、主演の福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、本広克行監督が登壇し舞台挨拶が行われた。
男だらけで仲のいい共演陣ともう一度共演するなら「どの人とどんな作品で？」と聞かれた福士は、舞台挨拶の最初に“加治監督”とイジられ会場を沸かせたこともあって、「加治監督に撮ってもらいたい（笑）」と答え、登壇者や観客を爆笑させた。そして続けて「優馬ともう1回やりたい。バディもの、刑事ものとかやってみたい。助け助けられみたいな関係で」と語った。
3月21日の春分の日の公開とあって、この春新しく始めたいことを聞かれた福士が「インナーマッスルを鍛えたい。舞台をやっていて、インナーマッスルがあるかないかで動きが違う。腹筋を鍛えたい」と答えると、中山は「映画の中で福士くんがやっていた滝行をやってみたい」と語り、撮影で1分頑張ったという福士に対して、「僕は2秒半くらい頑張りたい（笑）」と会場を笑わせた。
そしてこの日は、WEBで公開されるやいなや100万回再生数を突破し爆発的な話題となった、古川雄輝率いる「犲」メンバーがサカナクションの手がける主題歌「陽炎」に合わせてキレキレのダンスを披露している『曇天ダンス～D.D～』に、福士蒼汰ら曇天三兄弟も挑戦！ソロパートでは振り付けも担当した古川は「8年ぶりのダンスでしたが、軍服を着ていてブーツをはいていたので重くて大変だった」と収録秘話を明かし、PVを見たという福士は「シュールであり、でも格好よかった」と絶賛した。壇上でダンスが披露されると、みごとに息の合った振り付けに会場は大盛り上がり！福士が「いやあ緊張した、めちゃめちゃ緊張した」と語ると、MCから「冒頭間違っていた？」とツッコまれた中山は「入口が全然わからなくなって、本職なのにどうしようと…（笑）」と冷や汗をかいた。
最後に福士が「曇天に笑う」と声をかけ、キャスト陣と監督、観客が「大ヒット！」と応え、舞台挨拶は終了した。
『曇天に笑う』
3月21日（水・祝） 全国公開
監督：本広克行
原作：唐々煙「曇天に笑う」（マッグガーデン刊）全6巻+外伝
脚本：高橋悠也
主題歌：「陽炎」サカナクション（NF Records／ビクターエンタテインメント）
出演：福士蒼汰 中山優馬 古川雄輝 桐山漣 大東駿介 小関裕太 市川知宏 加治将樹 若山耀人 池田純矢 若葉竜也 奥野瑛太 宮下かな子 深水元基 山路和弘 東山紀之
配給：松竹
【ストーリー】 「どんな時でも笑っていられる強い男になれ！」が信条のお調子者、曇天火（福士蒼汰）は、3兄弟の長男で、弟思いで人々から慕われていた。どんな悪党にも負けない最強の男として村を守っている一方で、実は弟にも言えない秘密を抱えていた。彼らの暮らす地では、300年に1度曇り空が続く日、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ（大蛇）が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があった。ついに曇り空が続き、オロチ復活がささやかれるある日、オロチの力を利用し、政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族が村を襲い、明治政府と大闘争がおき、それに巻き込まれた天火の弟・空丸（中山優馬）は、命を狙われ捕らわれの身になってしまう。弟を救うため、単身で風魔一族に戦いを挑む天火だが、仲間の裏切りに遭い絶体絶命の窮地に―。果たして天火は愛する弟を守れるのか？そして彼が隠し続けてきた秘密とは―？
©2018映画「曇天に笑う」製作委員会 ©唐々煙／マッグガーデン
