ムロツヨシ「子供時代は悲壮感を消していた」、宮野真守は通知表に“落ち着きがない”映画『ボス・ベイビー』初日舞台挨拶

ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組み、全米で『美女と野獣』を抑え、初登場第1位を獲得した『ボス・ベイビー』が3月21日に日本公開。本作の初日舞台挨拶が同日にTOHOシネマズ 六本木で行なわれ、吹き替えキャストのムロツヨシ、芳根京子、乙葉、宮野真守、石田明(NON STYLE)、山寺宏一が登壇した。

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全米ベストセラーとなったマーラ・フレイジーによる絵本「あかちゃん社長がやってきた」(講談社刊)にインスパイアされた本作。日本語版では、ボス・ベイビー役をムロツヨシ、ボス・ベイビーに振り回される兄のティム役を芳根京子、大人になったティム役を宮野真守、兄弟の両親が務める会社のCEO、フランシス・フランシス役を山寺宏一、さらにティムの両親役を乙葉とNON STYLEの石田明が務める。

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映画を観終わったばかりのお客さんを前に吹き替えキャスト陣が登壇すると、会場からは大きな歓声が。2021年に続編の公開が発表されるとムロは「ボス・ベイビーとティムは出てくるかな?」と少し不安顔。すると大人になったティム役の宮野が「もしかして俺の出番!?」と続編の出演に期待をにじませた。芳根が「中身はおばさん、見た目は子供の作品が観たい」と述べると、ムロが「そしたら芳根ちゃんがやるんじゃない?」とコメント。芳根は「やらせてもらえるなら…」と出演に意欲を見せると、ムロが勝手に「やらせます!」と答え、石田から「そんな決定権あんの!?」とツッコまれていた。

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壇上のキャスト陣と顔合わせしたのが初めてだという宮野。「初めまして、よろしくお願いいたします(笑)」とキャスト陣に挨拶をしつつ、「なんか楽しいですね。ハッピーな舞台挨拶で。皆んな自由にしゃべるなあと思って(笑)。作品を盛り上げるうえで素敵だなあと思いました」と笑顔で語った。

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MCから「どんな子供でしたか?」という質問に、宮野は「通知表には“落ち着きがない”と書かれましたけど、今日のイベントでは落ち着いている方。落ち着きのない人がいっぱいだから(笑)」とムロを中心にしゃべりまくるキャスト陣をグサリ。そんなムロは「子供の頃は親戚の家で育ったので、悲壮感を消す為に『僕は幸せですよ』という顔をしていた。悲壮感という概念をなくしていく作業をしていました」とコメント。それを聞いた石田は「そういうの踏まえて見ると怖い(笑)」とツッコむと、ムロは「だから事務所の人に『あまり家族の話しないで』と言われている。映画初日に親戚の家で育てられた話、いらないですもんね。でも言っていきましょう!めでたい席ですから(笑)」と語り会場を爆笑させていた。

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『ボス・ベイビー』
3月21日(水・祝)全国公開
監督:トム・マクグラス
出演:(声)アレック・ボールドウィン マイルズ・バクシ ジミー・キンメル リサ・クドロー スティーブ・ブシェミ
日本語吹替え版:ムロツヨシ 芳根京子 乙葉 石田明(NON STYLE) 宮野真守 山寺宏一
配給:東宝東和

【ストーリー】 7歳のティムの元にやってきたのは、黒いスーツにブリーフケース、ネクタイをビシッと締めチャキチャキ歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”。ティムの弟として迎え入れられた彼は普通じゃない。ある秘密の任務があったのだ…。

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