乃木坂46を卒業した深川麻衣が映画初出演にして初主演を務め、三代目 J Soul Brothersの山下健二郎と共演する映画『パンとバスと2度目のハツコイ』が2月17日より公開中。このほど、本作の主演を務めた深川麻衣が役柄との共通点を語り、併せてメイキングカットと場面写真がお披露目となった。

本作は、監督の今泉力哉による完全オリジナルストーリーで、独自の結婚感を持った主人公・市井ふみと、偶然再開した初恋相手・湯浅たもつが織りなす、コミカルでちょっと切ない新しい恋愛群像劇。

深川が演じる市井ふみのキャラクターは、今泉監督と事前に話し合い、深川の人生を反映している部分が多く、出身地が静岡、過去に美術を習っている点が共通点。また、年齢も深川と合わせており、ふみが結婚や孤独について悩むことについては「20代で私の周りの友達とかも結婚している子とか結婚を考えている子っていうのがすごく増えてきていたので、自分にとっても自分の周りにとってもすごくリアルに感じられて共感できる」と今の自分の周囲の環境とも共通していると語った。いわゆる“恋愛こじらせ女子”なふみとの共通点については「あんまり思っていることをそのまま表に出すタイプじゃないって所が似ているんじゃないかって思っています。ふみは結構心の中では思っていることがあっても、冷静でいてそんなに喜怒哀楽が激しいタイプではなかったので、そこが普段の自分と似ているのではって思います」と役柄を振り返っている。

場面写真は、山下演じるたもつが働くバス会社の前で、パンを食べながら佇むふみの姿を捉えている。「バスの洗車を見るのが好き」というふみが、仕事終わりにパンを食べながらバスの洗車を眺めるという彼女の日常を映し出すシーンで、その素朴な雰囲気が見る人の心を落ち着かせてくれる。メイキングカットは、カメラに向かってピースサインを向ける深川のお茶目な一面を捉え、まるでジャケット写真のような爽やかで清々しい甘酸っぱさを残す美しい一枚。フレッシュな瑞々しさが弾ける深川の魅力が凝縮されたカットとなっている。

『パンとバスと2度目のハツコイ』
2月17日（土）より公開中
監督・脚本：今泉力哉
出演：深川麻衣　山下健二郎（三代目 J Soul Brothers）　伊藤沙莉　志田彩良　安倍萌生　勇翔　音月桂
配給：「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会

©2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会