沢尻エリカ × 吉沢亮 『猫は抱くもの』水曜日のカンパネラが初の劇伴担当!擬人化した猫キャスト陣も発表!

心に孤独を抱えてしまった30代女性と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫との関係を描いた映画『猫は抱くもの』が、6月23日に公開となる。本日、2月22日の“猫の日”(にゃんにゃんにゃん)に、水曜日のカンパネラが本作で初の劇伴を担当することが決定し、併せて擬人化した猫を演じるキャスト陣が発表された。

『猫は抱くもの』解禁素材②

本作は、アイドルの夢を諦めた妄想好きの30代女性・沙織と、自分を沙織の恋人だと思い込んでいる猫の良男の関係を描いた物語。主演は『ヘルタースケルター』以来6年ぶりの主演作となる沢尻エリカ。猫の良男の擬人化した姿を、注目の若手演技派俳優の吉沢亮が演じる。さらに、ロックバンド「銀杏BOYZ」でボーカルとギターを務める峯田和伸も、物語のキーマンとなる画家・ゴッホとして登場。メガホンをとったのは、『ジョゼと虎と魚たち』、『メゾン・ド・ヒミコ』などを手掛け、大島弓子の名作『グーグーだって猫である』の映画版とドラマ版を撮った、“猫映画の名手”と言われる犬童一心監督。劇中では実写の猫に加えて、演劇風の演出、アニメーションなど数々の新鮮な演出が盛り込まれている。

このほど、「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイが、猫のキイロを擬人化した姿を演じ、銀幕デビューを果たすと共に、初の劇伴を担当することが決定。劇中歌「キイロのうた」は、コムアイ本人が作詞を行っており、「劇中歌は、登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました」と語っている。このほか、コムアイの声で劇中の“効果音”を作るなど、作品づくりに精力的に携わった。

『猫は抱くもの』解禁素材①

第3弾キャストとして、擬人化した猫を演じる“猫キャスト”も発表。老猫を演じるのは、近年でも『東京喰種トーキョーグール』や『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などで印象的な役柄を演じた岩松了。ほかにも、人気番組「水曜どうでしょう」では“ヒゲ”という愛称で親しまれていた、ディレクターの藤村忠寿(サビ猫)、内田健司(サバトラ猫)、久場雄太(黒猫)、今井久美子(茶ブチ猫)、小林涼子(キジトラ猫)、化粧品ブランド「オペラ」の広告キャラクターとして注目される林田岬優(黒白ブチ猫)、木下愛華(ヒョウ柄猫)、蒔田彩珠(縞三毛猫)と個性的なキャストが揃った。

『猫は抱くもの』
6月23日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:犬童一心
脚本:高田亮
原作:『猫は抱くもの』(大山淳子著・キノブックス刊)
出演:沢尻エリカ 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ) 岩松了 藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 柿澤勇人
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 主人公の沙織(沢尻エリカ)は、とある地方都市のスーパーマーケットで働くアラサー女性。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、歌手としては芽が出ず、すべてに嫌気が差して都会から逃げてきた。今の自分を好きになれず、周囲ともうまく馴染めない彼女にとって、心を許せる唯一の存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫「良男」(吉沢亮)。嬉しかったこと、哀しかったこと、腹が立ったこと…。すべてを受け止めてくれる「良男」に向かって、沙織は日々、妄想を交えながら語りかける。そして「良男」は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める。そうやって過ごしてきた、こじらせた1人と1匹の日常にも、変化が訪れて…。

©2018 『猫は抱くもの』製作委員会