テリーサ・パーマー主演最新作で、凶悪殺人犯に襲われた被害者の恐怖をスリリングに描く『ベルリン・シンドローム』が4月7日より全国ロードショーとなる。このほど、本作の日本オリジナル予告編が公開された。
第33回サンダンス映画祭ワールド・シネマ(ドラマ)部門に出品された本作は、メラリー・ジョーステンの同名ベストセラー小説を完全映画化し、『さよなら、アドルフ』で注目されたオーストラリアの俊英ケイト・ショートランドがメガホンをとった。
予告編は、オーストラリア人の女性カメラマン、クレア(テリーサ・パーマー)が、ベルリンでの旅行中、アンディと名乗る好青年(マックス・リーメルト)と出会うシーンから始まる。クレアは彼の自宅に招かれるが、扉は頑丈にロックされ、窓は強化ガラスで覆われ、自分が異常な男の周到な罠にはまってしまったことを知る。アンディは何事もなく仕事へ向かい、クレアに対する偏愛ぶりを見せる一方、若い女子にも妖しい視線を向ける。監禁される理由も分からないクレアは、他に誰も住んでいない集合住宅から脱出することができるのか。
主人公クレアを体当たりで演じるテリーサ・パーマーは、『さよなら、アドルフ』が世界的に評価された同郷のケイト・ショートランドを最も好きな映画監督に挙げており、共に仕事をすることを切望していたという。「ケイト・ショートランドは自然かつ信憑性のある作品を作る方法を知っていて、そこに重きを置いている。それをカメラを通して表現できる監督は今までいなかったわ」とその手腕を絶賛。クレアは秋から雪深い冬へと長きにわたり監禁されることになるが、アンディとの激しい攻防のみならず彼女の複雑な心理状況を見事に演じきったパーマーの熱演にも注目だ。
『ベルリン・シンドローム』
2018年4月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国ロードショー
監督:ケイト・ショートランド
出演:テリーサ・パーマー マックス・リーメルト
配給:レスペ
【ストーリー】 男との出会いは、想像を絶する悪夢となった…。歴史と芸術の街ベルリン、オーストラリア人の女性カメラマン、クレアは、ベルリン旅行中にアンディと名乗る男と出会う。彼女はアンディの部屋に泊まることになるが、その日からアンディの部屋に監禁されてしまう…。この男は一体何者なのか?彼女に近づいた真の目的とは?叫び声も誰にも届かない、脱出不可能な絶望の部屋から彼女は脱出できるのか!
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