映画『サニー/32』“覚醒”を遂げた北原里英の前に“もう一人のサニー”門脇麦が降臨!?第2弾場面写真

キャプテンを務めるNGT48、並びにAKB48グループからの卒業を春に控えた北原里英が女優業を本格始動する映画『サニー/32』が、2月17日より全国ロードショーとなる。このほど、本作の第2弾となる場面写真が公開された。

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本作は、『凶悪』でタッグを組んだ白石和彌監督と脚本の髙橋泉による完全オリジナル作品。物語は、仕事も私生活も今ひとつの中学校教師、藤井赤理(北原里英)が、24歳の誕生日に“サニー”の狂信的信者、柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)に拉致、そして監禁されるところから始まる。“サニー”とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」としてネットなどで神格化し、世間を騒がせた11歳の少女の愛称であるが、誘拐犯の2人は赤理を“サニー”と呼ぶ。強烈なキャラクターたちの群像劇がサスペンスフルに展開していく中、人間の弱さと強さ、さらにはネット社会の危うさまでをも内抱している物語は、予想を超えた結末に向けて走り出していく。

第2弾となる場面写真は、去年2月、新潟の雪山から海の家と過酷な環境での撮影をこなし「4回も死にかけた」と語る北原が演じる赤理が、柏原と小田の二人に拉致・監禁された小屋の2階から豪雪地帯へ脱出を試みる姿から、あることをきっかけに“サニー”へと覚醒を遂げた赤理が柏原の顔に蹴りを見舞う姿など、物語が大きく転換していく様子が垣間見える内容となっている。

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さらに、もう一人の“サニー”として登場し、血まみれで“サニー”ポーズを決める門脇麦の無表情な姿が衝撃的な1枚も公開。NETFLIX作品の「火花」以来、白石組2本目の出演となる門脇は、本作の役柄について「突飛なキャラクターで感情移入しづらい作品だったので、台本を何度も読み直しました。それでも理解しきることは難しかったです」と、これまでない難役だったことを告白しており、本作での門脇の演技にも注目だ。

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“2人目のサニー”として登場する門脇の存在から、北原演じる赤理、さらに彼女を取り巻くピエール瀧、リリー・フランキーら“サニー”信者たちは一体、どのような結末を迎えるのか、衝撃の結末に期待が高鳴る。

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『サニー/32』
2月9日(金) 新潟県長岡市で先行公開
2月17日(土) 全国公開
監督:白石和彌
脚本:髙橋泉
出演:北原里英 ピエール瀧 門脇麦 リリー・フランキー 駿河太郎 音尾琢真 山崎銀之丞 カトウシンスケ 奥村佳恵 大津尋葵 加部亜門 松永拓野 蔵下穂波 蒼波純
配給:日活

【ストーリー】 冬の新潟の或る町。仕事も私生活も振るわない中学校教師・藤井赤理(北原里英)は24歳の誕生日を迎えたその日、何者かに拉致された。やったのは二人組で、柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)という男。雪深い山麓の廃屋へと連れ去り、彼女を監禁。柏原は「ずっと会いたかったよ、サニー……」と、そう赤理のことを呼んだ。“サニー”とは、世間を騒がせた「小学生による同級生殺害事件」の犯人の通称。そのいたいけなルックスゆえに「犯罪史上、最もかわいい殺人犯」とネットなどで神格化、狂信的な信者を生み出すことに。この“サニー事件”から14年目の夜、二人の男によって拉致監禁された赤理。赤理は正気を失っていきながらも、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みるが、それは驚愕の物語の始まりにすぎなかった―。

Ⓒ2018『サニー/32』製作委員会