台湾中を恐怖に陥れた犯罪スリラーが日本上陸!『目撃者 闇の中の瞳』予告編が解禁!!

台湾で犯罪映画としては異例のロングランヒットを記録し、10月1日に発表された台湾版アカデミー賞「2017 年第54回金馬奨」に主演男優賞(カイザー・チュアン)、助演男優賞(メイソン・リー)、視覚効果賞、編集賞、音響効果賞の5部門ノミネートの快挙を果たした『目撃者 闇の中の瞳』(2018年1月13日より新宿シネマカリテ他にて公開)の予告編が解禁された。

この数年、ホラーやサスペンスなどジャンル映画の快進撃が続く台湾映画。その先陣を切っているのが33歳の新鋭監督、チェン・ウェイハオ(程偉豪)だ。興行・批評の両面で大成功を収めた長編デビュー作のホラー『紅衣小女孩』(日本未公開)に続く本作は、生身の人間の恐ろしさを描き切った犯罪スリラー。この度、解禁された予告編には、若いジャーナリストのシャオチー(カイザー・チュアン)が、交通事故に遭遇するシーンから始まる。その車は、購入したばかりの高級車だったが、どうやら以前にも、自動車事故を起こしていることを知る。その時、シャオチーの脳裏に9年前に目撃した交通事故のことがよぎる。真相を調べ始めるシャオチーだったが、先輩の美人記者マギー(シュー・ウェイニン)はこの事件から手を引くべきだと警告を促し、ようやく当時の事故で、車に乗っていた被害者シュー・アイティン(アリス・クー)を発見するも、事件については何も語らない。加えてシャオチーの周りで次々に起こる不可解な事故。何者かが裏で手を引いているのか、それとも因果応報か? 当て逃げ犯、マスコミ、警察、政治家、修理工、被害者…事件に巻き込まれた者たちが語る、さまざまな思惑と嘘が入り混じった「真実」を時空と視点が交錯する巧みな構成で描かれる。

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野心あふれる新聞記者の主人公を演じるのは、2016年の話題作『菜鳥』(原題)で台北映画祭最優秀助演男優賞を受賞した若手実力派のカイザー・チュアン(莊凱勛)。主人公を翻弄する魔性の上司に、モデル出身で昨年の台北映画祭では『紅衣小女孩』を含む3作品で最優秀主演女優賞に輝いたシュー・ウェイニン(許瑋甯)。事件の鍵を握るワケありの被害者女性に、『モンガに散る』のアリス・クー(柯佳嬿)。事故の真相が露になるにつれ、最初は片鱗も見せなかった本性を表していく三者三様の演技は本国で絶賛された。

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『目撃者 闇の中の瞳』
2018年1月13日(土)より新宿シネマカリテ他全国ロードショー
監督・脚本:チェン・ウェイハオ
出演:カイザー・チュアン シュー・ウェイニン アリス・クー クリストファー・リー メイソン・リー
配給:フルモテルモ コピアポア・フィルム

STORY 2007年。新聞社の実習生シャオチーは、ある嵐の夜、郊外の山道で車同士の当て逃げ事故を目撃する。被害者の男性は死亡、助手席の女性も瀕死の状態だった。シャオチーは現場から逃走する車を撮影するが、記事にはならず、また犯人が捕まることもなかった。時は過ぎ、9年後。敏腕記者となったシャオチーは、取材の帰り道に買ったばかりの中古車をぶつけてしまう。破損した車を自動車修理工に見せると、その車は過去にも事故に遭っていることが判明。さらに警察で調べたところ、なんと以前の持ち主は9年前の当て逃げ事故の被害者だった。シャオチーは、先輩記者マギーの協力を得て、独自に事故の真相を調べ始める。事故の直後に失踪した被害者女性、彼女につきまとう影、消された証拠写真、そして逃走車の所有者として浮かび上がる意外な人物……。関係者たちの証言がことごとく食い違う中、シャオチーはある結論を導き出す。それは永久に続く悪夢の始まりだった——。

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