2016年のマーベル映画『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』で、ファルコン（サム・ウィルソン）に扮したアンソニー・マッキーと、ウィンター・ソルジャー（バッキー）に扮したセバスチャン・スタンの2人は、マーベル作品に初めて登場した新スパイダーマンのトム・ホランドを激しく“口”撃していた！ 『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』のプロモーションで、マッキーとスタンがホランドとの撮影時の様子を語るインタビューをまとめた動画がYouTubeに投稿され、その“口”撃ぶりが確認できる。

2人によると、ホランドは撮影現場で日々トレーニングに励んでいたという。この動画でマッキーは、「トムはいつもプロテインシェイクを持ち歩いていて、トレーナーを連れていたんだ。8歳の子どもみたいだったね」と小ばかにし、一方でスタンは、「ハンカチも持ち歩いていたよ。彼は、実際は87歳のイギリス人だからね」とからかう。また、マッキーはホランドのブリティッシュアクセントが強すぎて何を言っているのかわからず、奇妙だったとも言っている。

2人は、ホランドは理解しがたい人物だとも言う。マッキーは、「トムは2時間おきにカプリソーネ（フルーツジュース）を飲んで休憩していたよ。撮影現場に集団で友達も連れてきていたよ」と暴露する。続けてスタンは、「彼らはどうやらトムのためにタオルを持ってきてくれる友達みたいだった」と明かすと、マッキーは、「その友達が持ってきたタオルでトムは顔を軽く押さえていたよ。『スパイダーマンは暑いと感じちゃいけないんだ』って」と茶化す。

新スパイダーマンのスーツはこれまでで最も優れていると言われていることに対して、何か言いたいことはあるかと尋ねられたマッキーは、「実は、トムは僕のスーツを見ていないんだ。スパイダーマンのスーツの特徴はストレッチ素材とクモの糸でしょ。僕の翼で裂くことができるし、装備されている銃で攻撃できる。ミサイルで彼を狙えるんだ。彼には何もないだろ。ただの子どもだよ」と見くびる。

さらに、マッキーはホランドを“少しばか”だとからかい、スタンとともに口を揃えて、「トムは髪にジェルとムースをつけすぎ」と嘲笑う。マッキーは、「トムには現場に専用の基地があるんだ。たくさんの側近がいて、こき使っているんだ」と嘘を並べる。スパイダーマンの映画に出演したいかと問われたマッキーは「全く思わないね」と答えるが、スタンは「アンソニーが出演できないことだけは、はっきりしているんだけどね」と爆笑する。

この動画の最後では、レッドカーペットでホランドを発見したスタンが、「トムに近寄りたくないから、セキュリティーが僕を守ってほしい」と、カメラに向かって最後までジョークを言っている。

本当は仲がいいはずの彼らが、2018年に公開予定のマーベル映画『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』で再共演するのが今から楽しみだ。トム・ホランド主演の映画『スパイダーマン：ホームカミング』は8月11日に日本公開予定だ。