京極夏彦の異色ミステリー小説「死ねばいいのに」(講談社文庫)が映画化され、奈緒主演の映画『死ねばいいのに』が2026年7月3日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開されることが決定した。あわせてティザービジュアルと特報映像も解禁された。

本作は、現代を舞台に展開するミステリー。物語は、ある女性の死をきっかけに、断片的な証言から真実が浮かび上がっていくという構造で描かれる。タイトルの過激さとは裏腹に、人間の感情や“生きる意味”を静かに問いかける物語となっている。
主人公・渡来映子(わたらい・えいこ)を演じるのは奈緒。彼女は、亡くなった女性・亜佐美について尋ね歩く謎めいた人物だ。映子は、亜佐美の職場の上司や関係者を訪ね、柔和な表情で「亜佐美のこと、聞かせてもらいたいんです」と語りながら証言を集めていく。しかしその追及は、次第に執拗さを増し、時には無神経とも思えるほど鋭く相手を追い詰めていく。
何者かによって殺された鹿島亜佐美とは、一体どのような人物だったのか。なぜ映子は、そこまでして亜佐美のことを知ろうとするのか。そして、映子が口にする「死ねばいいのに」という言葉は、誰に向けられたものなのか――。
さまざまな人物の証言を辿ることで、亜佐美という人物像が少しずつ浮かび上がっていく。だが真実に近づくたび、観客の足場は静かに揺らぎ始める。断片的な記憶、食い違う証言、交錯する感情の中で、観る者は映子とともに事件の核心へと導かれていく。
監督は『マイ・ダディ』などで知られる金井純一。脚本は『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が担当。タイトルが持つ強烈な印象とは異なり、言葉のやり取りから人間の内面を浮かび上がらせる会話劇的ミステリーとして、どのような映像作品に仕上がるのか注目が集まる。
解禁されたティザービジュアルでは、目を見開き言葉を発しようとする映子の表情が大胆に配置され、作品の不穏な空気を象徴。特報映像では、映子が関係者たちに亜佐美について尋ねていく様子が映し出され、徐々に浮かび上がる謎と人物像が観客の想像を掻き立てる。
▼特報映像
https://youtu.be/R-nl9oDfNTc
■作品情報
タイトル: 死ねばいいのに
公開日: 2026年7月3日(金)テアトル新宿ほか全国公開
出演: 奈緒
原作: 京極夏彦「死ねばいいのに」(講談社文庫)
脚本: 喜安浩平
監督・編集: 金井純一
音楽: D flat
製作幹事: S・D・P、メ〜テレ
配給・宣伝: S・D・P
製作プロダクション: ダブ
上映時間: 95分
製作年: 2026年/日本
仕様: カラー/シネマスコープ/DCP/5.1ch
©京極夏彦/2026映画「死ねばいいのに」製作委員会

