シリーズ累計興行収入9400億円超を誇る世界的メガヒット作「ジュラシック」シリーズ。その最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の日本語吹替版キャストによる「シリーズ新章始動イベント」が、7月1日(火)に東京・スターライズタワー スタジオアースにて開催された。
本イベントには、主演キャラクターのゾーラ・ベネット役・松本若菜、古生物学者ルーミス博士役・岩田剛典、一家の長女テレサ役・吉川愛、傭兵ダンカン役・楠大典の4名が登壇。劇中にも登場する巨大な翼竜ケツァルコアトルスのパネルが設置された舞台で、豪華キャストたちが作品の魅力や撮影裏話をたっぷり語った。
松本は「『ジュラシック』シリーズと聞いて“私?”と耳を疑いました」と当時の驚きを語り、岩田は「幼いころから観ていた夢のような作品に関われて光栄」と感慨深げにコメント。吉川は「実写の吹替は初めてで緊張もありましたが、恐竜好きの私にとって嬉しい経験でした」と笑顔を見せた。楠も「長年声優をやってきましたが、このシリーズに参加できるとは」と喜びをにじませた。
シリーズの思い出について聞かれると、松本は「小学生の頃、恐竜が本当に生きていると感じました」と感動を振り返り、岩田は「劇場で観たジャイロスフィアのシーンが衝撃的でした」と語った。吉川は『炎の王国』での恐竜救出シーンに心を打たれたと話し、楠は声優界のレジェンド・富山敬さんの吹替が印象に残っていると述べた。
スカーレット・ヨハンソン演じるゾーラのアクションシーンが大きな見どころの本作。松本は「スライディングシーンの体幹の使い方が素晴らしい」と絶賛し、「声だけで演じる難しさにも挑戦しました」と意気込みを語った。岩田は「声優陣の中で、自分の声の説得力を出すのに苦労しました」とアフレコでの奮闘を明かし、ルーミス博士との共通点について「好奇心旺盛なところは似ている」と笑顔を見せた。
吉川は「叫ぶシーンにアニメの経験を活かしました」と語り、テレサの勇敢な姿勢を自身と重ね合わせた。楠は「吹替は“その人物が日本語を話したらどうなるか”を意識して演じています」と語り、実写吹替の奥深さについても熱く語った。
イベント後半には“会いたい恐竜”をテーマにオリジナル恐竜を描いて発表するコーナーも実施。楠は「空気のような恐竜」、吉川は「牙付きの小型恐竜」、松本は「水と風をくれる癒し恐竜」、岩田は「会った瞬間やられるTレックス系」など、ユニークなアイデアが飛び出し、会場は笑いに包まれた。
最後は巨大パネルを背景にマスコミ向けフォトセッションが行われ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。
■映画情報
タイトル:『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
公開日:2025年8月8日(金)全国ロードショー
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:デヴィッド・コープ(シリーズに28年ぶり復帰)
キャスト(英語版):スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー ほか
日本語吹替版キャスト:松本若菜、岩田剛典、吉川愛、楠大典、小野大輔、高山みなみ、水瀬いのり 他
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
配給:東宝東和
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