岩田剛典「映画本編と繋がったストーリー」『名も無き世界のエンドロール』のその後を描くドラマが1月配信!

「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫による同名サスペンス小説を、岩田剛典と新田真剣佑共演で映画化する2021年1月29日公開の『名も無き世界のエンドロール』。同作のその後を描くオリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later ~」が、映画公開と同日の2021年1月29日よりdTVにて配信されることが決定した。併せて、特報映像、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

舞台は映画のラストから半年後の世界。闇の交渉屋として生きるキダが、幼なじみしか知らないはずのある言葉を放つ謎の女性との出会いをきっかけに、自らの運命と対峙していく。

主演を務めるのは、映画同様に岩田剛典。映画では、幼なじみのマコト(新田真剣佑)と表裏一体のバディとなり、10年という歳月をかけて日本中を巻き込むある計画を実行していく闇の交渉屋・キダを演じるが、オリジナルドラマが描くのは、映画のラストから半年後のキダの姿。彼の前に現れた一人の女性との出会いを通して、命を賭けた交渉に再び臨んでいく。さらに、マコトとの意外な繋がりを持つ謎の女性・ミチル役にモデルとして活躍し、近年では俳優としても注目される松井愛莉、ミチルが働く裏組織のトップで、恐怖で人を支配するケイ役にミュージシャンとしても熱狂的に支持され圧倒的な存在感を放つ金子ノブアキとドラマ版の豪華オリジナルキャストが出演。また、新田真剣佑、山田杏奈、石丸謙二郎、柄本明と映画版のキャストも再び集結する。

原案はキャラクターたちの生みの親である原作者・行成薫が書き下ろし、映画の“その後”を丁寧に描写。監督も映画版と同じく総監督として佐藤祐市が務め、映画の世界観はそのままに、ドラマとして“もう一つのエンドロール”を作り上げた。なお、本作の主題歌にも映画同様に須田景凪の「ゆるる」が起用された。

特報映像では、キダ(岩田剛典)が「交渉屋だ」と再び名乗る姿、銃を構えケイ(金子ノブアキ)と向き合う緊迫感あるアクション、涙を流す場面などが映し出され、もう一つのエンドロールがさらに劇的な物語になっていることを期待させる。

ポスタービジュアルには、差しこむ夕日を背景にこちらを振り返ろうとしているキダの姿が収められ、「映画を観る前には絶対に観ないでください」という、気になるコピーも添えられている。

▼キャスト コメント

■岩田剛典(キダ役)
Q:映画から半年後という設定の本作ですが、主人公・キダを演じる上で意識したことはありましたか?
ドラマは、映画のラストから半年後の設定ということで脚本を読ませてもらって、演じた自分としても納得できるキダのその後が描かれていたので自然と(役に)入っていけました。映画とドラマの撮影は1年以上空いていましたが、演じてみたらすぐに思い出せたので意識したことはあまりなかったです。映画本編でいろんな出来事を経験したキダという人物が、ドラマの始まりではどういう精神状態なのかという入り口の部分を特に大切にしました。

Q:「映画を観る前は絶対に観ないでください」というメッセ―ジがありますが、本作の見どころやここに注目してほしい、という点を教えてください。
映画を観た後、キダはあの後どうなってしまうのか?というところがしっかり描かれている映画本編と繋がったストーリー展開が最大の見どころだと思います。松井さん、金子さんという魅力的なキャストの方々にも参加していただき、映画のその後の物語をdTVで配信できるという贅沢な取組みになっているので、映画を観た後、ドラマも楽しんでいただきたいです。

■松井愛莉(ミチル役)
Q:岩田さんと共演した感想を教えてください。
岩田さんとは初めましてだったので緊張もありましたが、空きの時間に沢山話かけてくださりとても優しい方でした。

Q:本作の脚本を読んだ時の感想、ミチルをどのように演じようと思ったかを教えてください。
すごく難しい役で最後まで悩みました。普段は明るく振る舞うミチルですが、抱えている過去、そしてミチルを取り巻く世界は闇が深いです。それでもキダと出会い、世界を変えようともがくミチルの葛藤を表現できるようにしました。闇の部分がここまでどん底くらい深い役は自分自身演じたことがなかったので不安でしたが監督と沢山話し合い、精一杯ミチルを演じました。

Q:本作の見どころを教えてください。
映画を見てから見るとミチルの台詞がリンクしたり、マコトやキダの台詞を深く感じられると思うので、映画を見て、映画の「あの日」の後どうキダが生きているのか、そしてミチルと出会い、その関係性の中でどうストーリーがどう動いていくのか、楽しんで貰えたらうれしいです!

■金子ノブアキ(ケイ役)
Q:岩田さんと共演した感想を教えてください。
初共演ではないので、信頼して身も心も預ける事が出来たと思います。素晴らしい座長です。

Q:本作の脚本を読んだ時の感想、ケイをどのように演じようと思ったかを教えてください。
あぁ、これは僕にオファーが来そうな役だなぁと思いました(笑)。有難い事です。ベストを尽くせば必ず力になれると思いました。感謝しています。

Q:本作の見どころを教えてください。
所謂夜の街の在り方も時代と共に変わって来ています。今となっては前時代的に映るかもしれないこの舞台を、楽しんで頂ければ幸いです。

『名も無き世界のエンドロール』
2021年1月29日(金) 全国ロードショー
監督:佐藤祐市
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」
主題歌:須田景凪「ゆるる」
出演:岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン 石丸謙二郎 大友康平 柄本明
配給:エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)は幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)も加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時に、訳あってヨッチは二人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサ(中村アン)が現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは“交渉屋”として、マコトは“会社経営者”として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして二人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった…。

「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later ~」(全3話)
2021年1月29日(金)21時より、dTVにて独占配信
総監督:佐藤祐市
監督:菊川誠
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」
脚本:相馬光
出演:岩田剛典 新田真剣佑 松井愛莉 山田杏奈 石丸謙二郎 金子ノブアキ 柄本明
主題歌:須田景凪「ゆるる」

【ストーリー】 日本中を巻き込む計画を実行したあのクリスマス・イブから半年後。キダ(岩田剛典)の下に1通の依頼が舞い込んでくる。それは、ある男を組織から助け出してほしいというものだった。依頼に向かう中、キダは謎の女性・ミチル(松井愛莉)と出会う。ミチルはキダに向かって「1日あれば世界は変わる」と幼なじみのヨッチ(山田杏奈)が大事にしていたあの言葉を投げかけるのだった。幼なじみ3人しか知るはずのない言葉を口にしたミチルに興味を抱いたキダは、彼女の素性を突き止めようとする。彼女は、恐怖で人を支配する裏組織のトップ、ケイ(金子ノブアキ)に妹を人質に取られ、無理やり働かされる身で、実はマコトとの意外な繋がりを持った女性であった。運命を感じながら、彼女に心を開き始めるキダだったが、ケイに二人の関係がばれてしまいミチルは組織に捕らわれてしまう。ミチルを救い出すため、キダは命を賭けた交渉に再び立ち上がる。

©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会 ©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会©️エイベックス通信放送