岩田剛典、新田真剣佑とは「年の違う兄弟のような感覚になれた」、山田杏奈のバースデイをサプライズで祝福!

「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫による同名サスペンス小説を、岩田剛典と新田真剣佑共演で映画化する『名も無き世界のエンドロール』が、1月29日より公開される。このほど、1月7日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて完成報告会見が開催され、キャストの岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登壇した。

本作が初共演となった岩田と新田。お互いの印象を聞かれた岩田は「マッケンとはアカデミー賞新人賞を受賞させていただいたときに、一度会ったのですが、現場では初共演で。すごく明るくて、天真爛漫なイメージ。現場が終わる頃には年の違う兄弟のような感覚になれた」とコメント。

岩田のコメントに「良かったです(笑)」と笑顔の新田は、「クランクインして間もないときに岩田さんに『“がんちゃん”って呼んでも良いですか?』と聞いて。それ以降、“がんちゃん”と呼ばせていただいています」と仲の良さをアピールした。

イベントの中盤には、キャスト陣が新年の抱負をスクリーンに投影して発表する一幕が。「笑顔」と書いた新田は、「今年を笑顔で終えるために目の前の仕事を一つ一つ頑張る。仕事が終わると、また新しい仕事、新しい仕事で、考えることがたくさんある。頭がパンパンになる前に、目の前にある仕事を頑張ろうと思う」と説明した。

続いて「復活」と書いた岩田は、「昨年から各業界の皆様が苦しい状態。今年一年が終わる頃には、エンタメも復活してもらいたいし、映画館も復活してもらいたい」と、希望を込めて語った。

後半では、1月8日に二十歳の誕生日を迎える山田を祝い、岩田&新田からケーキをかたどったバースデイ・フラワーがプレゼントされた。嬉しいサプライズに山田は「ありがとうございます! うれしい!」と驚き、「(誕生日の)前日なのに、誰も言ってくれなくて…、ちょっと寂しいなと思っていました(笑)」と告白しつつも満面の笑み。岩田は「二十歳は特別な年にしてもらいたい。楽しみにしてます!」、新田は「いろんなことに挑戦して、失敗を恐れずに頑張ってください。応援してます!」と山田の二十歳を祝福していた。

『名も無き世界のエンドロール』
2021年1月29日(金) 全国ロードショー
監督:佐藤祐市
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」
主題歌:須田景凪「ゆるる」
出演:岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン 石丸謙二郎 大友康平 柄本明
配給:エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)は幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)も加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時に、訳あってヨッチは二人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサ(中村アン)が現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは“交渉屋”として、マコトは“会社経営者”として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして二人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった…。

©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会