【『フラーハウス』の脚本家が死去】D.J.役キャンディス・キャメロン・ブレやスタッフが愛すべきコメディ・ライターを悼む

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Deadline

5月22日に52歳で急逝したベテランのコメディ・ライターでありプロデューサーのマーシュ・マッコールの訃報の衝撃がTV界に広がり、彼が亡くなるまでエグゼクティブ・プロデューサーとして関わってきたNetflixのコメディ・シリーズ『フラーハウス』のキャストとスタッフから追悼コメントが贈られている。Deadlineが伝えている。

『フラーハウス』のクリエイターでありエグゼクティブ・プロデューサーのジェフ・フランクリンはチーム全体を代表してコメントを発表した。

「私たち『フラーハウス』ファミリーは、私たちのエグゼクティブ・プロデューサーであるマーシュ・マッコールの突然の死にうちひしがれている。彼は私たちの輝ける星であり、いつも笑っていて、いつも完璧なジョークを言っていた。才能にあふれていただけでなく、彼は史上最高に幸せなコメディ・ライターだったし、彼の人生を愛する気持ちは周りにも伝わっていた。彼がいなくて寂しくなるだろうし、彼を愛していた家族や友人たちのために祈っています」

『フラーハウス』のD.J.役キャンディス・キャメロン・ブレは、彼の死のニュースを受けてツイートしている。

「『フラーハウス』にとってとても悲しい日です。マーシュはとても愛されていたし、彼がいなくなって寂しい」

『フラーハウス』の脚本家の一人であるクレイグ・シューメイカーは、フェイスブックにマッコールに対して心温まるコメントをアップした。

「混沌としたエゴの世界の中で、彼はバランスがとれた、誠実で、知的で、親切心にあふれた人物だった。彼は新人の僕にライターズ・ルームを見せてくれ、ここがどのようなシステムになっているか教えてくれた。マーシュは仕事に対しては情熱的で集中力を持って取り組み、他の人には尊敬と優しさを持って接していた。彼は、肩書きはないけど指導者であり、シンプルに誠実で、熱心で面白くて、時には無心で脚本を書き続けていた。
マーシュは信頼すべき寛大な精神を持った人物で、今、その彼の精神は引き継がれた。今はショックな状態で、このひどいニュースからくる深い悲しみによって時間が止まってしまった。彼は何でもできる人だった。地元のクラブに彼のバンドを見に行ったこともある。彼が音楽を通して、自分の喜びを表現している姿を見るのはとても楽しかった。アーティストが集中してその世界にどっぷりはまっているのを見ることは最高に素晴らしい。
彼は後世まで名を残すほどの人物ではないかもしれないが、彼の作品はこれから何十年経っても私たちの家に残るだろう。マーシュ、あなたの知恵と才能を世界と共有してくれてありがとう。私が心から尊敬する人物に哀悼の意を表して。安らかに」