内野聖陽「皆で楽しむもよし、独りで楽しむもまたよし」春画に熱視線!『春画先生』予告編

『劇場版 きのう何食べた?』『臨場 劇場版』など数々の個性的な役柄を演じてきた内野聖陽を主演、注目の若手女優・北香那をヒロインに、『さよならくちびる』『月光の囁き』などの塩田明彦監督がオリジナル作品として描く『春画先生』が、10月13日より公開される。このほど、予告編、本ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

▼30秒版予告編

▼60秒版予告編

本作は、日本映画史上初、無修正の春画を劇場映画で扱う、 型破りな師弟コンビが繰り広げる、究極の“推し活”を描く異色のコメディ。

ポスタービジュアルは、芳賀(内野聖陽)と弟子の弓子(北香那)が春画に親しむ様子とともに、周囲には喜多川歌麿、葛飾北斎、鈴木春信など一流の浮世絵師たちの春画がふんだんに装飾されており、ピンクを基調にした華やかでダイナミックなビジュアルとなっている。さらに、キャッチコピーの「この世界に、一目ぼれ」では、“春画”という美の世界に魅了された者たちの溢れんばかりの春画愛と、弓子の恋心を表現したダブル・ミーニングのコピーとなっている。

予告編は、変わり者の芳賀の春画談義から弓子の恋心が暴走し、果ては面妖な世界に足を踏み入れていく様子が描かれている。落語家の三遊亭游雀による痛快なナレーションとともに、芳賀が春画の楽しみ方を教えてくれる軽妙洒脱でコミカルな予告に仕上がっている。

場面写真では、春画を教える芳賀と教わる弓子のカット、弟子入りした弓子が芳賀を密かに見つめる様子のカット、春画の集いで神妙な面持ちで春画を鑑賞する芳賀と弓子と辻村のカット、喜多川歌麿の「歌まくら」のカットが披露された。

『春画先生』
2023年10月13日(金)より、全国ロードショー
原作・監督・脚本:塩田明彦
出演:内野聖陽 北香那 柄本佑 白川和子 安達祐実
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ

“春画先生”と呼ばれる変わり者で有名な研究者・芳賀一郎は、妻に先立たれ世捨て人のように、一人研究に没頭していた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。やがて芳賀が執筆する「春画大全」を早く完成させようと躍起になる編集者・辻村や、芳賀の亡き妻の姉・一葉の登場で大きな波乱が巻き起こる。それは弓子の“覚醒”のはじまりだった。

©2023「春画先生」製作委員会