脚本家の宮藤官九郎と大石静がタッグを組み、松坂桃李主演、仲里依紗共演で贈る笑いと涙の離婚コメディ「離婚しようよ」が、6月22日よりNetflixにて配信中。このほど、6月26日に有楽町朝日ホールにて配信記念イベントが行われ、松坂桃李、仲里依紗、錦戸亮、板谷由夏、山本耕史　古田新太、宮藤官九郎（脚本）、大石静（脚本）が登壇した。

女性にだらしなく能天気で世間知らずの三世議員という役柄を演じた松坂は「最初は怒られないかすごい不安でした。女性にだらしなく能天気な議員の役を世界配信で演じていいのかなっていう。なかなかのポンコツぶりだったので」と苦笑いしつつも、「思い切って楽しく演じさせていただきました、愛されるキャラになればいいなと」と願いを込めた。

色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティスト役を演じた錦戸は、「結構特殊じゃないですか。どうやればいいかなと思いながら、手探りでどうにかそう見えますようにと思いながらやってましたね」とコメント。MCから「普段の錦戸さんには、そういう一面がありますか？」という質問に、錦戸は「『そういう一面あるよ』って、こういうとこで堂々と言う男をどう思います？」と逆質問で会場を笑わせつつ、「でも、あれぐらい自分が信じるものに突き進める強さに憧れはあるかもしれないですけど、僕はあんなに堂々と生きれたもんじゃないです」と自身との違いについて語った。

「主人公の大志の“愛媛愛”くらいこよなく愛するものがあるか？」という質問に「YES」札を上げた松坂は、「ちょっと恥ずかしいですけど、家族になっちゃいますね。最近子供も生まれて。そうなっちゃいましたね」と照れ笑い。逆に「NO」の札を上げた錦戸は「YESってあげたら、その理由を聞かれるのが緊張して怖くて（笑）」と本音を漏らし、「でも、僕も大阪出身で、大阪のことが大好きでよく帰るんですけど、大志は毎週帰ってるんですよね。僕、そんなに帰ってないですよ。負けちゃうな、だからNOにしとこうって思ったら当てられちゃった」と、苦笑いを浮かべていた。

Netflixシリーズ「離婚しようよ」
2023年6月22日（木）より、Netflixにて全世界同時配信
監督：金子文紀　福田亮介　坂上卓哉
脚本：宮藤官九郎　大石静
出演：松坂桃李　仲里依紗　錦戸亮　板谷由夏　織田梨沙　神尾風珠　少路勇介　矢沢心　高岸宏行　前原滉　尾美としのり　池田成志　山本耕史　高島礼子　竹下景子　古田新太

【ストーリー】　夫は新人議員、妻は俳優。結婚5年目の東海林夫妻は、夫婦生活の危機を迎えていた。仕事や世間体のためにおしどり夫婦を演じているが、家ではSNSの生配信の時しかほとんど会話が無く、顔も合わせることもない。実家からのプレッシャーやスポンサー契約など、離婚への道のりは険しいが、愛はもう冷めきってしまった。離婚という揺るぎない目標に向かって、二人はともに歩み始めるが…。