青木柚「人の懐にするすると」中村守里「悩み向き合いました」川北ゆめき監督初長編作『まなみ100%』9月公開

『うみべの女の子』の青木柚と、『アルプススタンドのはしの方』の中村守里がダブル主演を務める、新鋭・川北ゆめき監督の初長編映画『まなみ100%』が、9月29日より公開されることが決定した。併せて、特報映像と場面写真がお披露目となり、川北監督、青木柚、中村守里よりコメントが寄せられた。

本作は、映画のぜんぶを応援する映画応援コミュニティ「DOKUSO映画館」と、音楽×映画の祭典にして“実験”を繰り返して来た異色のプロジェクト「MOOSIC LAB(ムージックラボ)」がタッグを組んだ映画製作レーベル「Dm7(ディーエムセブン)」の第1弾作品。平凡さを嫌う自分勝手で変わり者で器械体操部のボク(山南くん)と、普通に生きる同じ部活のまなみちゃんの愛と青春の10年間を描く。

特報映像は、大槻美奈の主題歌「道標」に乗せて、主人公・ボクの運命の人“まなみちゃん”をはじめ、人生で出会った女性たちの肖像が映し出されている。

▼キャスト&スタッフ コメント

■青木柚(ボク=山南くん役)
ボク役を演じています、青木柚です。ポップでへんてこで人たらしなボクにとって一番の存在であるまなみちゃんをはじめ、魅力的なキャラクターに彩られた作品が劇場で公開されること、本当に嬉しく思います。“特別”を想い続けることで生まれる煌めきと、大人になる過程で感じる苦み。この映画は、描かれている物語に共感性がなくとも、人の懐にするすると入っていく不思議な力を持っていると思います。会いに来て欲しい映画です。

■中村守里(まなみちゃん役)
『まなみ100%』の撮影後、思い出に浸り続ける程、この世界に没頭していました。ボクの目に映るまなみさんは、一体どんな人間なんだろう。何を思っているか分からないからこそ気になってしまう、心魅了させる存在の彼女に悩み向き合いました。4年ほど前に声をかけてくださったこの作品が、ついにここまできたと思うと、うきうきします。そして愛される作品となることを願っています。

■川北ゆめき(監督)コメント
5年前、体操部の先輩がこの世を去ってから、出会いと別れについてずっと考えてきました。人生は節目を迎える度に別れがあり、けれど僕はそれを受け止められなくて、ずっと昔の思い出を引きずって生きて来ました。『まなみ100%』は今、僕にとってそんな別れをも肯定し、愛し、自分の中で区切りをつける為に必要な映画へと成りつつあります。僕はこの、映画に込めた嘘偽りのな い感情を多くの人に届け、そしてそれを自分や出演者やスタッフ、そして観客の方への新たな出 会いの一つにしたいと思っています。

『まなみ100%』
2023年9月29日(金)より、新宿シネマカリテ 、渋谷シネクイントほか全国順次公開
監督:川北ゆめき
脚本:いまおかしんじ
音楽:大槻美奈
出演:青木柚 中村守里 伊藤万理華 宮﨑優 新谷姫加 菊地姫奈 藤枝喜輝 下川恭平 日下玉巳 諏訪珠理 野島健矢 髙橋雄祐 詩野 濱正悟 オラキオ

【ストーリー】 平凡さを嫌う自分勝手で変わり者で器械体操部のボク=山南くん(青木柚)と、普通に生きる同じ部活のまなみちゃん(中村守里)の愛と青春の10年間を描く。

©『まなみ100%』フィルムパートナーズ