「呪われたネット小説。その最終章を読んだのか?」鶴田法男監督ホラー『戦慄のリンク』予告編

1990年代初頭、ビデオ映画「ほんとにあった怖い話」(現・フジテレビでドラマ化)を手掛け、世界を席巻するJホラーを生んだ監督たちに多大なる影響を与えた“Jホラーの父”であり、関連シリーズ76万部突破「恐怖コレクター」の小説家でもある、『リング0』『おろち』の鶴田法男監督。彼が中国で新たに仕掛けたAIサスペンス・スリラー『戦慄のリンク』が、12月23日より公開される。このほど、戦慄の予告編がお披露目となった。

中国の小説家マー・ボオンの原作を基に、SNSなどを介して参加者を洗脳し自殺に扇動するなど、ロシアから世界を巻き込んで大問題となった青い鯨(ブルーホエール・チャレンジ)事件からインスピレーションを受け、ネット小説を読んだ人たちの無残な死を迎える事件を解明しようとする若者たちを描き、新たなるサスペンス・スリラーを誕生させた。

日本版予告編では、内容を分かりやすく紹介するとともに、小説を読んだ主人公たちの無意識の領域に恐怖が襲い掛かる映像を表現したものになっており、日本の映画ではなかなかできない、隠し絵的なギミック映像にもチャレンジしている。

『戦慄のリンク』
2023年12月23日(金)より、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
監督:鶴田法男
脚本:ヤン・ヤン
原作:マ・ボヨン「她死在QQ上」
撮影:神田創 
出演:スン・イハン フー・モンポー シャオ・ハン チャン・ユンイン ウォン・マンディ ハン・チウチ ジョウ・ハオトン
配給・宣伝:フリーマン・オフィス

【ストーリー】 大学生のジョウ・シャオノア(スン・イハン)は、前日に電話で話した従姉のタン・ジンが自殺したことが信じられず、従姉の大学の同級生で犯罪心理学に詳しい記者志望のマー・ミン(フー・モンポー)に相談する。タン・ジンのパソコンを調べることにしたシャオノアは、ショウ・ナという女性とのチャットのやりとりと、貼られたリンクからネット小説「残星楼」の存在を知る。シャオノアはそのネット小説を読むが、突然、自分の名前を呼ぶ謎の声と“髪の長い女”が現れ、得体のしれない恐怖に襲われる。シャオノアはマー・ミンとともにネット小説の謎を探るが、やがて「残星楼」に関わっていたメンバーが次々に自殺していることを知る。そして二人にも死の恐怖が忍び寄る…。

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