米倉涼子「なんにも考えなくていい」自分に戻れる瞬間は◯◯◯の時?サプライズ登場に観客から驚きの声!

クリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じ、ダイアナがその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いた『スペンサー ダイアナの決意』が、10月14日に公開される。このほど、10月4日に三越劇場にてプレミア試写会イベントが行われ、俳優の米倉涼子、お笑い芸人のハリセンボン 近藤春菜、映画コメンテーターのLiLiCoが登壇した。

腰痛と関節の痛みでドクターストップがかかり、主演舞台「CHICAGO」を降板した米倉は、この日が降板発表後、初めて公の場となった。サプライズでの登場ということで、観客から驚きの声が上がる中、本作のアンバサダーを務める米倉は、「ダイアナさんはスタイリッシュでエレガントっていうイメージがあって。ブルーの指輪も」と、ダイアナのイメージにあわせた衣装で来たことを説明した。

本作で描かれている家族につてい、米倉は「悲しい気持ちになる時間が多いですが、ダイアナが子供たち対して愛情をかける分、子供たちからも大いなる愛情を受け取る。でも、チャールズ皇太子や、その周りにいるファミリーたちからの愛情がもう少しもらえたら、こんなことにはならなかったのかな…」と、映画の感想を述べた。また、ダイアナと子供たちのほっとするシーンにちなみ、「自分に戻れる瞬間」を聞かれた米倉は、「プリンセス・ダイアナさんとは次元が違いますけど…」と前置きして、「お風呂に入ってる時とか、ワン子のキッズたちと一緒に居る時とかですかね、なんにも考えなくていい時間」と本音を漏らしていた。

最後に、本作のタイトル『スペンサー ダイアナの決意』にちなみ、今後の決意を聞かれた米倉は「動ける身体を取り戻す」とし、「皆さんにご迷惑をおかけしちゃって、舞台に立てなくなってしまったので、今後いつかまた舞台に上がれるように、動ける身体を取り戻してやる!という決意です」と、力強く答えて、会場から大きな拍手を受け取っていた。

『スペンサー ダイアナの決意』
2022年10月14日(金)より、全国公開
監督:パプロ・ラライン
出演:クリステン・スチュワート ジャック・ファーシング ティモシー・スポール サリー・ホーキンス ショーン・ハリス
配給:STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】 1991年のクリスマス。ダイアナ妃(クリステン・スチュワート)とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする…。

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