米倉涼子「ナレーションに私の言いたいことは全部詰まっています!」『スペンサー ダイアナの決意』10月公開

クリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じ、ダイアナがその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いた『スペンサー ダイアナの決意』が、10月14日に公開されることが決定した。併せて、本作のプロジェクトアンバサダーに米倉涼子が就任したことが発表され、米倉のナレーションが入った本予告編と、ポスタービジュアルがお披露目となった。

1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったというニュースは世界中に衝撃を与えた。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、20歳でチャールズ皇太子と結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、二人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生き様は世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けている。“寓話”として語られる本作は、夫の不倫、王室の異様な抑圧、そしてマスコミに追われる日々に憔悴し、精神不安定なダイアナが決死の覚悟で過ごすクリスマスの3日間を描く。

9月30日には世界初の劇場ドキュメンタリーとなる『プリンセス・ダイアナ』が、そして10月14日には本作『スペンサー ダイアナの決意』の公開が決定。この2作品の公開を盛り上げるべく“ダイアナプロジェクト”が発足し、そのプロジェクトアンバサダーに、まさに自身の人生を切り拓き、国内外で活躍する俳優の米倉涼子が就任した。

■米倉涼子(プロジェクトアンバサダー)コメント
ダイアナ元妃のことは昔から好きで、尊敬もしていますので、今回アンバサダーのお話をいただき本当に光栄です。実は、以前にテレビのドキュメンタリーでダイアナさんの人生を追いかけたことがあり、事故現場や親しかった方々にお話を伺ったこともありました。また、別の映画でも、ダイアナ役の吹き替えをやらせていただいたこともあり、彼女への想いが強いのに加え、不思議な縁を感じています。『スペンサー ダイアナの決意』、ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』、どちらにも共通するのは、彼女自身が自分の人生を決めて歩いた、というところだなと思います。ダイアナさんの決意には程遠いですが、自分で決めたら自分でやる、という彼女の姿勢に私もとても共感しましたし、その姿に勇気をもらいました。現代の働いている女性の方々、また様々な境遇でがんばっていらっしゃる方々にも共感してもらえるのではないかと思います。今回、久しぶりに予告編でナレーションもやらせていただきましたが、このナレーションに私の言いたいことは全部詰まっています!

『スペンサーダイアナの決意』のポスタービジュアルは、まさにダイアナ妃そのもののようなクリステン・スチュワートの表情に注目。『プリンセス・ダイアナ』のポスタービジュアルは、多くのカメラマンに囲まれながらも笑顔のダイアナ妃とは対照的に「彼女を本当に“殺した”のは誰?」というセンセーショナルなコピーが印象的だ。世界で一番愛されたプリンセス、ダイアナの儚くも力強い人生を描く2作品が公開するこの秋、アンバサダーを迎えさらに華やかに彩られるダイアナプロジェクトの全貌に期待したい。

『スペンサー ダイアナの決意』
2022年10月14日(金)より、全国公開
監督:パプロ・ラライン
出演:クリステン・スチュワート ジャック・ファーシング ティモシー・スポール サリー・ホーキンス ショーン・ハリス
配給:STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】 1991年のクリスマス。ダイアナ妃(クリステン・スチュワート)とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする…。

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