25歳の新人監督が20代のスタッフ&キャストで作り上げた奇跡の映画『君に幸あれよ』2023年2月公開

25歳の新人監督・櫻井圭佑が、すべて20代のスタッフ&キャストと作り上げた『君に幸あれよ』が、2023年2月より公開されることが決定し、併せて特報映像とティザービジュアルがお披露目となった。

債権回収など裏稼業で生計をたてる真司(小橋川建)は、巷では狂犬と呼ばれていた。実は過去に大切な舎弟分を亡くし、人に興味を持つことを避けてきていた。そこへ不思議な青年・理人(髙橋雄祐)が現れ一緒に過ごすうちに、次第に心がほぐれていくのだった。しかし過去の過ちが原因で理人が事件に巻き込まれたのをきっかけに、感情を無くしかけていた真司の心が変化していく…。

監督は、俳優・写真家としても活躍する櫻井圭佑。コロナ禍の2021年、本作主演の小橋川、髙橋と共に映画を企画。「JOINT」「脳天パラダイス」の撮影監督・寺本慎太郎をはじめとしたクルーと奇跡的な出会いを果たし、撮影当時すべて20代のキャスト・スタッフで、本作を一気に作り上げた。

主人公の真司役に『無頼』『花と雨』の小橋川建、不思議な青年・理人役に『僕たちは変わらない朝を迎える』『透明花火』の髙橋雄祐、ほかに『岬の兄弟』『ONODA』の松浦祐也、『いつかのふたり』『朝が来る』の中島ひろ子、『冷たい熱帯魚』『シン・ゴジラ』の諏訪太朗など、実力派俳優も脇を固める。

本作の公開にあたり監督・キャストからコメントが到着。監督の櫻井は「この映画にはスタートから現在に至るまで『奇跡』が連続しています。今では、この映画に僕らが救われた」と、作品が作られた経緯を明かし、主演の小橋川は「最高の仲間と沢山の人に支えてもらって、この作品と共に、精一杯生きました」、理人役の髙橋は「どんな壁にぶちあたっても、やるという選択肢しか思い浮かびませんでした。櫻井と小橋川の目を見たらやれると思いました」と、彼らが強い絆で結ばれ、この作品が作られたことをうかがわせる。

特報映像には、真司の影響で理人もお揃いの金髪になった姿に「まるで双子だな」と言われる様子や、裏社会でギリギリの日々を生きる彼らの姿にタイトルの「君に幸あれよ」が象徴的に登場し、哀しい運命に翻弄されながら生きる彼らに、タイトル通りに幸せを願いたくなる。

ティザービジュアルには、傷だらけになりながら一点を見つめバイクを走らせる真司と、純真さを感じさせる微笑みをたたえた理人の写真の横に、「この世に分かり合えるやつなんていない。だけど、アイツに出会って救われた。」とコピーが並び、ふたりの出会いによって殺伐としていた日々に灯りがともったかのような優しさを感じさせる。

『君に幸あれよ』
2023年2月より、渋谷ユーロスペースほか全国公開
監督・脚本:櫻井圭佑
出演:小橋川建 高橋雄祐 玉代勢圭司 海老沢七海 中島ひろ子 諏訪太朗
配給・宣伝:MAP

【ストーリー】 債権回収など裏稼業で生計をたてる真司(小橋川建)は、巷では狂犬と呼ばれていた。実は過去に大切な舎弟分を亡くし、人に興味を持つことを避けてきていた。そこへ不思議な青年・理人(髙橋雄祐)が現れ一緒に過ごすうちに、次第に心がほぐれていくのだった。しかし過去の過ちが原因で理人が事件に巻き込まれたのをきっかけに、感情を無くしかけていた真司の心が変化していく…。

© 映画「君に幸あれよ」製作委員会