この世に分かり会えるやつなんていない。だけど、『君に幸あれよ』予告編

25歳の新人監督・櫻井圭佑が、すべて20代のスタッフ&キャストと作り上げた『君に幸あれよ』が、2023年2月4日より公開されることが決定し、併せて予告編&ポスタービジュアルがお披露目となった。

債権回収など裏稼業で生計をたてる真司(小橋川建)は、巷では狂犬と呼ばれていた。実は過去に大切な舎弟分を亡くし、人に興味を持つことを避けてきていた。そこへ不思議な青年・理人(髙橋雄祐)が現れ一緒に過ごすうちに、次第に心がほぐれていくのだった。しかし過去の過ちが原因で理人が事件に巻き込まれたのをきっかけに、感情を無くしかけていた真司の心が変化していく…。

ポスタービジュアルには、主人公の真司役の小橋川建の横顔と、髙橋雄祐演じる理人が微笑みながら真司の顔を見上げるカットが全面に使用され、その横に「この世に分かり合える奴なんていない だけどアイツと出会って救われた」というコピーが添えられている。殺伐とした世界の中で生きるふたりに優しい時間が訪れた瞬間を思わせる。

予告編は、過去の悲しい出来事から、心を閉ざして生きる真司が理人と出会うことで次第に変わっていき、荒涼とした日々に灯りがともったような優しさを感じさせる。タンデムで夜道をバイクで走るふたりの姿や、中島ひろ子演じるスナックのママや諏訪太朗が演じるラーメン屋の店主に暖かく見守られる様子も。しかしそこから一転、泣き叫ぶ真司に何が起こったのか?本編を期待させる映像となっている。

『君に幸あれよ』
2023年2月4日より、渋谷ユーロスペースほか全国公開
監督・脚本:櫻井圭佑
出演:小橋川建 高橋雄祐 玉代勢圭司 海老沢七海 中島ひろ子 諏訪太朗
配給・宣伝:MAP

【ストーリー】 債権回収など裏稼業で生計をたてる真司(小橋川建)は、巷では狂犬と呼ばれていた。実は過去に大切な舎弟分を亡くし、人に興味を持つことを避けてきていた。そこへ不思議な青年・理人(髙橋雄祐)が現れ一緒に過ごすうちに、次第に心がほぐれていくのだった。しかし過去の過ちが原因で理人が事件に巻き込まれたのをきっかけに、感情を無くしかけていた真司の心が変化していく…。

© 映画「君に幸あれよ」製作委員会