瀧内公美が女性ドキュメンタリー監督に扮し、究極の選択を迫られる!“正しさ”とは何か?『由宇子の天秤』9月公開!

『かぞくへ』の春本雄二郎監督が、『火口のふたり』『裏アカ』の瀧内公美主演で贈る『由宇子の天秤』が、9月17日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

女子高生いじめ自殺事件を追っていたドキュメンタリーディレクターの由宇子は、テレビ局の方針と対立を繰り返しながらも事件の真相に迫りつつあった。そんな時、由宇子は学習塾を経営する父が起こした“ある行動”を知り、衝撃を受ける。「“正しさ”とは何なのか?」ドキュメンタリー作家として常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。

超情報化社会を生きる者が抱える問題や矛盾を真正面から炙り出した本作は、三大国際映画祭のベルリン国際映画祭をはじめ、世界の映画祭を席巻中。先日、大盛況で終えたベルリン公式上映の熱気冷めやらぬ中、次いでスイスで開催の第35回フリブール国際映画祭のメインコンペティション部門、さらには第9回ヘルシンキシネアジア映画祭、第20回ニューヨーク・アジアン映画祭にも立て続けに招聘が決定した。

主演は、『火口のふたり』で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝き、本作でスペインのラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた瀧内公美。そして『佐々木、イン、マイマイン』の河合優実、『かぞくへ』の梅田誠弘、さらに日本映画界屈指のバイプレイヤー光石研らが脇を固める。監督・脚本は、日本の片隅で生きる若者たちの葛藤と不器用な優しさを描いた『かぞくへ』の春本雄二郎が担当し、長編アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の片渕須直がプロデューサーとして参加する。

ポスタービジュアルでは、ドキュメンタリーディレクターの由宇子(瀧内公美)が、力強い眼差しでビデオカメラをこちらに向ける。その両側には、顔の見えない男と制服姿の少女が背中合わせに佇み、それぞれの背中に掛かるように「正しさとは何なのか?」という問いかけのコピーが添えられている。由宇子がカメラを向ける先にあるものとは?3人の関係は一体どうなっていくのか?意味深に配置された人物の構図、そして緊迫感溢れる場面写真の数々が、不穏で衝撃的な展開を予感させる。

『由宇子の天秤』
9月17日(金)より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開
監督・脚本・編集・プロデューサー:春本雄二郎
出演:瀧内公美 河合優実 梅田誠弘 松浦祐也 和田光沙 池田良 木村知貴 前原滉 永瀬未留 河野宏紀 根矢涼香 川瀬陽太 丘みつ子 光石研
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 女子高生いじめ自殺事件を追っていたドキュメンタリーディレクターの由宇子(瀧内公美)は、テレビ局の方針と対立を繰返しながらも事件の真相に迫りつつあった。そんな時、由宇子は学習塾を経営する父が起こした“ある行動”を知り、衝撃を受ける。「“正しさ”とは何なのか?」ドキュメンタリー作家として常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。

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