アルジェリアで誕生した21世紀の“バグダッド・カフェ”『サハラのカフェのマリカ』8月公開

第72回ロカルノ国際映画祭最優秀新人監督賞、第11回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭最高賞を受賞したハッサン・フェルハーニ監督によるドキュメンタリー『サハラのカフェのマリカ』が8月26日より公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルがお披露目となった。

アフリカ北部に位置する世界最大のサハラ砂漠。その砂の大地の真ん中に、簡素な家屋が一軒佇んでいた。そこは砂漠の休息所、年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェだった。砂漠を走るトラックの運転手、どこからともなくやって来る旅人たち、ヨーロッパのバックパッカー、行き交う人々が次々とやって来ては、去っていく。マリカはそんな人々と他愛も無いおしゃべりをしながら日々を過ごしていく。国のこと、人生のこと、家族のこと、コーヒーを飲みながら初対面のマリカに人々は打ち明ける。

ゆっくりと時が流れる砂漠の日常をアルジェリアの新鋭、ハッセン・フェルハーニが鮮やかに、そして幻想的に描き出し世界中の映画祭を席巻した。アルジェリアで誕生した21世紀の“バグダッド・カフェ”。それは魔法のような新しいロードムービーだ。

『サハラのカフェのマリカ』
2022年8月26日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・撮影:ハッセン・フェルハーニ
出演:マリカ チャウキ・アマリ サミール・エルハキム
配給:ムーリンプロダクション

【作品概要】アフリカ北部に位置する世界最大のサハラ砂漠。その砂の大地の真ん中に、簡素な家屋が一軒佇んでいた。そこは砂漠の休息所、年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェだった。砂漠を走るトラックの運転手、どこからともなくやって来る旅人たち、ヨーロッパのバックパッカー、行き交う人々が次々とやって来ては、去っていく。マリカはそんな人々と他愛も無いおしゃべりをしながら日々を過ごしていく。国のこと、人生のこと、家族のこと、コーヒーを飲みながら初対面のマリカに人々は打ち明ける。

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