「忘れないでよ」生きるのがヘタな男女の7年間の恋を描く!街山みほ × 鈴木志遠『ヘタな二人の恋の話』予告編

『橘アヤコは見られたい』がロッテルダム国際映画祭で招待上映された新鋭・佐藤周が監督を務め、『れいこいるか』『葵ちゃんはやらせてくれない』など話題作を次々と繰り出すいまおかしんじが脚本を手掛けた、街山みほと鈴木志遠共演の映画『ヘタな二人の恋の話』が、7月1日より公開される。このほど、本作の予告編と新場面写真がお披露目となった。

人とのコミュニケーションがうまくできない若い男女の、愛おしくもときに切ない7年間の恋を描いた本作。生きづらい世の中を懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描く新レーベル「マヨナカキネマ」の第1弾作品だ。レーベル名「マヨナカキネマ」は、“生きづらい今の世の中はマヨナカ(真夜中)だ。そこで必死に生きる若者を描く”という意味で名付けられた。マヨナカにはエロティシズムと“夜明けは近い”という意味もこめられる。

予告編は、青年・祐太(鈴木志遠)が、夜道で缶チューハイを煽る綾子(街山みほ)を見かね、声をかけると、綾子が缶を地面に叩きつけ地べたに寝転がって泣きわめく場面からはじまる。そんな散々な出会いだったが、いつしか打ち解け生きることに前向きになれた二人は、同じ部屋で仲良く食事をとったり、キスを交わしたり、膝枕して慰め合ったり。互いに支え合いながら暮らしていくものの、祐太は綾子に「別れよう」と告げる。拙く危なっかしい彼らの日々の行方は?そして二人が出した結論とは?多幸感と胸が締め付けられるような切なさが溶け合う、エモーショナルな映像に仕上がった。

『ヘタな二人の恋の話』
2022年7月1日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開
監督:佐藤周
脚本:いまおかしんじ
出演:街山みほ 鈴木志遠 伊藤和哉 大久保雛 小田飛鳥 古藤真彦 川瀬陽太 大下翔生 中嶌駿介 福田優生 北上愛莉 鈴木詩織
配給:キングレコード

【作品概要】 人とのコミュニケーションがうまくできない祐太(鈴木志遠)と綾子(街山みほ)。偶然の出会いから知り合った二人がささやかな恋に落ちる。人生がヘタな二人の出会いから別れまでの7年間を描く青春映画。

©2022「ヘタな二人の恋の話」製作委員会