松竹と東映が史上初のタッグを組み、「時効警察」シリーズなどの三木聡監督が山田涼介主演、土屋太鳳共演で贈る完全オリジナル脚本の特撮映画『大怪獣のあとしまつ』が、2月4日に公開初日を迎えた。同日、丸の内ピカデリー1にて初日舞台挨拶が行われ、キャストの山田涼介、土屋太鳳、濱田岳、西田敏行、そして三木聡監督が登壇した。

山田は無事に公開初日を迎えて、「すごく嬉しい気持ち」と笑顔。「これだけのお客さんが初日から来ていただけて、すごく幸せ」と、集まったファンに感謝した。

“撮影現場で受けた無茶振り”を聞かれた山田は、劇中で背負うロケットについて触れ、「あれ、本当に重くて。一個10キロは言い過ぎかもしれないけど、それを2つ持って『走ろうか』と言われたときは、『軽くても良かったんじゃない！？』と思った」という。しかし、「質感とかリアルさは、この重さでないと出なかったんだろうなと思いながら納得してやった」ことを明かし、「あれは大変でした…」とアクションシーンを振り返った。

イベントの最後には、劇場に浮いた巨大バルーンを山田がバズーカで撃破する演出も。MCの合図でバズーカを撃ち、みごと巨大バルーンの後始末に成功した山田は、「こんなに簡単に後始末できたら良いなと思いました。映画ではメチャクチャ苦戦しますから（笑）」と、映画での奮闘ぶりを予告していた。

『大怪獣のあとしまつ』
2022年2月4日（金） 全国公開
監督・脚本：三木聡
出演：山田涼介　土屋太鳳　濱田岳　眞島秀和　ふせえり　六角精児　矢柴俊博　有薗芳記　SUMIRE　笠兼三　MEGUMI　岩松了　田中要次　銀粉蝶　嶋田久作　笹野高史　菊地凛子　二階堂ふみ　染谷将太　松重豊　オダギリジョー　西田敏行
配給：松竹　東映

【ストーリー】　人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ1人の男…。彼に託された“使命”とは一体？果たして、爆発を阻止することができるのか！？

©2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会