バンドマンを主人公にした残酷で美しいラブストーリー『虹が落ちる前に』3月公開!

バンドマンの恋愛と人生を描き、最優秀作品賞を受賞した門真国際映画祭にて観客から「エモすぎる映画」と絶賛の声があがった『虹が落ちる前に』が、3月19日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

売れないバンドを続ける気の弱い主人公・公平は、自分の現状に満足してはいないが、周りにいる仲間や大切な彼女がいることに甘え、日々を過ごしていた。しかしある日、事件に巻き込まれ全てを無くしてしまう。今までの日常を取り戻せない事を知った公平は、前に進む決断をして、“ある”曲を作り始めるが…。

優柔不断な主人公・公平を演じるのは、門真国際映画祭にて最優秀主演男優賞を獲得した守山龍之介。一歩踏み出せずにいる公平を支え続ける彼女の役に、同じく門真国際映画祭にて助演女優賞を受賞した畦田ひとみ。また賢島映画祭にて助演男優賞を受賞し、門真国際映画祭でも助演男優賞受賞の白磯大知を筆頭に、末松暢茂、梶田冬磨、昆竜弥、板垣雄大、田宮拓、バンダリ亜砂也など個性豊かな俳優たちが出演している。

監督は、本作が長編映画初監督作品となるKoji Uehara。Koji Ueharaは、自らがプロデューサーとなり、監督、脚本、衣装、音楽、編集、照明と多岐にわたり指揮を取り、初の長編監督作品でありながら、国内の様々な映画祭にて賞を受賞。更に、本作の為に制作兼配給会社を立ち上げ、自主制作の初監督作品として異例の全国上映を果たし、2021年、映画界、エンタメ界に衝撃を走らせた。一見、ありきたりなテーマと思わせながら、リアルな描写や圧倒的な映像美により一作目にして独自の世界観を確立したと話題を呼んでいる。

『虹が落ちる前に』
2022年3月19日(土)より新宿K’s cinema、UPLINK吉祥寺、大阪シネ・ヌーヴォほかにて全国順次公開
監督・脚本・音楽・衣装:Koji Uehara
出演:守山龍之介 畦田ひとみ 白磯大知 末松暢茂 梶田冬磨 昆竜弥 板垣雄大 田宮拓 バンダリ亜砂也
配給:「虹が落ちる前に」製作委員会

【ストーリー】 20代後半の主人公の公平(守山龍之介)はアルバイトをしながら売れないバンドを続けている。バンドではキーボードと作詞・作曲を担当。公平の作曲の才能を信じるメンバーもいたが、中々上手くいかない状況が公平の作る曲のせいだというメンバーもいた。公平にとって大切だと思っていたバンドメンバーとの関係は活動を続けていくほど悪くなっていく。また公平の彼女の珠江(畦田ひとみ)も彼を支えながらも、2人の将来に不安を募らせていた。ある日、大切なモノを失うという公平が一番恐れていた現実に直面する。メンバーが起こした“ある事件”をきっかけに、複雑に交錯していく人間関係。裏切りやバンドの解散、街の愚連隊組織をまとめる公平の幼なじの“歪”な決断。そして大切な彼女との別れ。夢は一瞬で消え、現実に押し潰される公平。恐れていたように全てを失う。だが公平は二度と全てが戻らないと理解しながらも新しいバンドを立ち上げ、自ら歌う歌が新しい道を切り開く。

©「虹が落ちる前に」製作委員会