ROLAND「イーストウッドの歳の老い方は“ヴィンテージ”」、ヒロミ「見てみたい、本物を」『クライ・マッチョ』インタビュー映像

クリント・イーストウッドの監督デビュー50周年作品で、彼が監督・主演・製作を担う感動ドラマ『クライ・マッチョ』が、1月14日より公開される。このほど、成人の日を記念し、ヒロミとROLANDが“カッコいい大人”の秘訣とイーストウッドの魅力を語るスペシャルインタビュー映像と、30秒特別予告編がお披露目となった。

▼ヒロミ×ROLAND スペシャルインタビュー映像

本作は、N・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」を原作に、イーストウッド自身が監督・製作・主演を務める。主人公は、かつて数々の賞を獲得し一世を風靡したロデオ界の元スター、マイク・マイロ。その栄光はいまや過去のこと。落馬事故をきっかけに、家族も離散、競走馬の種付けで細々と一人で暮らしていた。だがある日、マイクは元雇用人から、メキシコにいる彼の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへ…その危険で壮大な道のりは、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けていた…。

▼ヒロミ×ROLAND 特別予告編

特別予告編は、マイク(クリント・イーストウッド)が「行くぞ」と車を走らせるシーンから始まる。イーストウッド作品を数多く観ているヒロミは、「初っ端からジンジンきちゃってる」とコメント、ROLANDも「イーストウッドからカッコいい男になろうぜ!と投げかけているような」と続け、『クライ・マッチョ』が描くテーマとなる「大切なのは選択する強さ」だと作品の核心へと迫る。ヒロミが「やることを見つけるってのは大事」だと、年齢も性別も超えてあらゆる世代の心に響くと語り、映像はイーストウッドが演じるマイクの「人生には決め時ってもんがある、今がその時だ」と心に響くセリフで幕が閉じる。

スペシャルインタビュー映像には、特別予告編では伝えきれなかった二人の対談の模様が収められる。イーストウッドがどんな人物なのか実際に見てみたいと盛り上がる二人は、『ダーティーハリー』や『グラン・トリノ』、『アメリカン・スナイパー』、『ミリオンダラー・ベイビー』など、世界が絶賛したイーストウッド作品を挙げる。「最後の解釈がたくさんある映画だから、また観てまた違う解釈ができたり、受け手に委ねるところも上手だと思う」「答えがいっぱいあるような気がする」と何度も見返したい傑作ばかりだと絶賛。ROLANDは、「選択する強さ」に関して「ネタバレになっちゃうから言えないけど、どうしても見てほしい」と劇中でマイクが投げかけるシーンに強く感銘を受け、言葉に熱がこもる。さらに人の年の重ね方は「“中古”になっていくか“ヴィンテージ”になっていくかの2パターン」だと指摘すると、イーストウッドは紛れもなく“ヴィンテージ”な存在だとリスペクトする。

『クライ・マッチョ』
2022年1月14日(金) 全国公開
監督・製作・出演:クリント・イーストウッド
原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」
脚本:ニック・シェンク N・リチャード・ナッシュ
出演:エドゥアルド・ミネット ナタリア・トラヴェン ドワイト・ヨアカム フェルナンダ・ウレホラ
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイク(クリント・イーストウッド)は落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォ(エドゥアルド・ミネット)をメキシコから連れ戻すという依頼を受ける。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとともにストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか?少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる…。

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