広末涼子映画デビュー作『20世紀ノスタルジア』1月21日再上映!原將人監督作『焼け跡クロニクル』ポスタービジュアルも公開

不慮の火事で自宅が全焼した映画監督・原將人のゼロからの再起を綴る再生ドキュメンタリー『焼け跡クロニクル』が、2022年2月に公開される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、本作の公開を記念して、原將人監督による広末涼子映画デビュー作『20世紀ノスタルジア』が、2022年1月21日に東京・新文芸坐にて再上映されることが発表された。


©Office Shirous

2018年7月、『20世紀ノスタルジア』等で知られる映画監督・原將人の自宅が不慮の火事で全焼し、全ての家財道具と映画フィルム機材を焼失。家族を逃した後、新作のデータを救いに火の中へと戻りやけどを負って入院した原に代わり、妻のまおりが家族の様子を、焼け跡から救い出した8mmフィルムとiPhoneで撮影した。本作は、火災当日の模様とゼロからの再起を、当事者自らが記録したドキュメンタリー。

ポスタービジュアルには、家族の温かな団らん写真の傍らに、原愛用の8ミリカメラとフィルムのイラストが添えられる。

『20世紀ノスタルジア』は広末涼子の映画デビュー作。100回以上観たという画家・奈良美智をはじめ熱心なファンが多く存在し、90年代青春映画の傑作として再評価の機運が高まっている。35mmフィルムでの上映により、1997年当時の雰囲気を追体験できる貴重な機会が実現した。改装のため一時休館する東京・新文芸坐にて2022年1月21に上映され、特別ゲストが来場する予定だ。

▼クラウドファンディング用予告編

『焼け跡クロニクル』
2022年2月 シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
監督:原まおり 原將人
配給:マジックアワー

【作品概要】 2018年7月、京都・西陣の原將人監督宅より出火、自宅が全焼した。出火原因は不明。原は火傷を負って入院、残された家族は公民館へ避難。明日着る服も、帰る家もなく、映画監督の命である作品は燃え、生活するのに必要なものを何もかも失った。火災当日の模様とゼロからの再起を、当事者自らが記録したドキュメンタリー。

©2022『焼け跡クロニクル』プロジェクト