「お前の叔父を殺した連中を殺す」ISと戦うSWAT部隊の真の目的とは?『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』予告編

アメリカの雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載され全米で話題となった記事を、『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟がプロデュースを熱望し映画化した『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』が、11月19日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

本作は、ISに家も家族も故郷も奪われた男たちが命をかけてゲリラ戦を仕掛ける様を描く、事実に基づく衝撃の戦争アクションドラマ。

予告編は、「ISに破壊されたイラクの都市モスル」というテロップの意味を指し示すように、無残にも粉々になった建物が映し出されるシーンから始まる。荒廃したモスルの地でなおも続けられる銃撃戦のさなか、ISとの戦いを繰り広げていた新米警察官カーワ(アダム・ベッサ)は、窮地をあるSWAT部隊に救われる。部隊を率いていたジャーセム少佐(スヘール・ダッバーシ)から「若いな。戦えそうだ」とその場で徴兵されたカーワは、部隊と行動を共にしていく。その後もドローンによる遠隔攻撃や、鳴りやまぬ銃声と爆撃の数々…ISとの熾烈な戦いは思わず目を背けてしまうほど激しさを増していく。そして、戦場での表情とは一転して、行き場を失った子供を優しく守る仲間の姿から何かを感じ取るカーワ。そんな彼が映像のラストで見せる、どこか覚悟を決めたような印象的な表情と、「なぜ彼らは戦い続けるのか」という言葉が意味するSWAT部隊の真の目的とは…?

場面写真には、ジャーセム少佐の右腕としても一目置かれるワリード(イスハーク・エルヤス)を筆頭に、敵陣に攻め込むSWAT部隊の凛々しい表情が印象的なカットや、ジャーセム少佐と綿密に作戦を練るカーワ、さらには両親を失った子供へ声をかける優しい一面を見せる少佐の姿など、戦地の緊迫感だけではなく、SWAT隊員たちの勇ましい姿が収められる。

『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』
11月19日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:マシュー・マイケル・カーナハン
プロデューサー:アンソニー&ジョー・ルッソ
出演:スヘール・ダッバーシ アダム・ベッサ イスハーク・エリヤス クタイバ・アブデル=ハック アフマド・ガーネム
配給:ポニーキャニオン

【ストーリー】 長引く紛争ですっかり荒廃したイラク第二の都市モスル。21歳の新米警察官カーワ(アダム・ベッサ)は重武装したIS(イスラム過激派組織)に襲われたところを、あるSWAT部隊に救われる。部隊を率いるジャーセム少佐(スヘール・ダッバーシ)は、カーワがISに身内を殺されたと聞き、その場で彼をSWATの一員に徴兵する。本部からの命令を無視して独自の戦闘を行う彼らは十数名の元警察官からなる特殊部隊で、少佐を頂点に統制が取られ、カーワには明かされないある使命でつながっていた。激しい戦闘で仲間を失っていく中、絶望的な状況に直面する男たち。しかし部隊はISの要塞に向かう決断をする。そこにはカーワが想像だにしなかった、彼らの隠された任務があった…。

© 2020 Picnic Global LLC. All Rights Reserved.