原田知世「“今日もお疲れさん”という台詞が好き。優しさと温もりを感じる」「スナック キズツキ」インタビュー

益田ミリの同名人気漫画を、原田知世主演で連続ドラマ化する「スナック キズツキ」が、本日10月8日の深夜0時12分よりテレビ東京にて放送される。このほど、原田知世が、インタビューにて共演者の成海璃子や作品について語った。

原作は、女性を中心に幅広い支持を得ており、最近では「僕の姉ちゃん」のドラマ化でも話題になった漫画家・益田ミリによる同名漫画。家庭のこと、職場のこと、恋人とのこと…誰もが傷を抱えている。そんな傷ついた人がたどり着くちょっと変わったお店、それが“スナック キズツキ”。客を出迎えるのは、これまたちょっと変わった店主のトウコ。この“アルコールを置いていないスナック”で、温かい飲み物と、美味しい料理、そして歌ったり…日々ため込んでしまいがちなちょっとした「キズ」をスナックのママ・トウコと一緒に発散。このドラマを見れば、「スナック キズツキ」を訪れたくなること間違いなしだ。

■原田知世 インタビュー
Q:共演した成海璃子さんのご印象はいかがでしたか?
凛とした美しさを持った方でした。そんな成海さん演じる中田がトウコに誘われて最初は消え入りそうな声で歌い始めるのですが、胸の内を歌っていくうちに心が解放されていきます。歌い終わった瞬間の成海さんの生き生きとした表情がとても印象的でした。

Q:「スナック キズツキ」に、もし原田さんが来店するとしたら、どんなメニューを頼みますか?
ココアを頼みます。

Q:原田さんが傷ついたり、疲れた時にするストレス発散や自分の癒し方法はなにでしょう?
美味しいものを食べて、お風呂にゆっくりとつかります。外に出てのんびり散歩するのもいいですね。

Q:本作はとても大切なメッセージがある作品だと思いますが、この作品を通して、視聴者の皆さんに伝えたい事はありますか?
日常の中では、ほんの些細な出来事に傷つくこともあります。そんな傷ついた人たちがたどり着くのが「スナック キズツキ」。トウコさんは思いもよらぬ方法で、お客さんのもやもやを晴らしてくれます。でも傷ついた人も実は誰かを傷つけたことがあって、ドラマ全体を観ていくとみんな繋がっているという構成がこの作品の面白いところです。きっと「スナック キズツキ」を訪れた人は、心が少しだけ軽くなって、ふと誰かに優しくできたり、いい笑顔になってる気がします。こんな連鎖が生まれたら素敵ですね。

Q:撮影はまだ続いておりますが、現場の雰囲気はいかがでしょうか?
撮影は、ハードスケジュールになることが多いのですが、スタッフのみなさんが穏やかで、現場にはいつも温かい雰囲気がありますので、心地よくお芝居をさせていただいています。私の撮影現場はほぼスナックですので、他のシーンを観るのも楽しみです。

Q:トウコの台詞の中で、好きな台詞をひとつ教えて頂けますでしょうか?
毎回トウコがお客様にかける「今日もお疲れさん」という台詞が好きです。トウコさんらしい優しさと温もりを感じます。

Q:いよいよ本日放送となります。最後に一言いただけますと幸いです。
全12話、ドラマティックな展開はないけれど、じんわりとこころが温かくなる不思議な物語です。心のもやもやがふっと晴れて、また新しい一日をがんばってみようかな。そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

「スナック キズツキ」
10月8日(金)より、テレビ東京系にて放送
毎週金曜深夜0時12分~放送開始(テレビ大阪は毎週月曜深夜1時から放送)
監督:筧昌也 湯浅弘章
原作:益田ミリ「スナック キズツキ」
脚本:佐藤久美子 今西祐子
出演:原田知世 成海璃子 平岩紙 塚地武雅 小関裕太 徳永えり 西田尚美 丘みつ子 堀内敬子 吉柳咲良 八嶋智人 浜野謙太

©『スナック キズツキ』製作委員会