キスマイ北山宏光が渋々“飼い猫”として遊びに付き合う場面写真&30秒映像『トラさん~僕が猫になったワケ~』

ある日突然死んだ男が猫の姿で家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博したマンガ「トラさん」を、Kis-My-Ft2の北山宏光映画初主演で実写映画化した『トラさん~僕が猫になったワケ~』が、2月15日に公開される。このほど、本作の30秒映像と場面写真がお披露目となった。

主人公の売れないマンガ家・高畑寿々男(たかはた・すずお)を演じるのは、本作が映画初出演にして初主演となるKis-My-Ft2の北山宏光。妻と娘への愛は誰にも負けないけれど、いい加減で能天気、どこか憎めないダメ夫・寿々男と、トラ猫のトラさんという“二役”を担い、スクリーンデビューを鮮やかかつチャーミングに飾る。妻・奈津子(なつこ)には、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し、独特の存在感を確立した女優・多部未華子。娘・実優(みゆ)には、天性の演技力で注目を浴びる子役・平澤宏々路。さらには、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、そしてバカリズムと、個性豊かなキャスト陣が集結した。

公開された30秒映像では、“愛する家族に残したいモノ”のために走り出す寿々男の姿を、Kis-My-Ft2が歌う主題歌「君を大好きだ」にのせて映し出す。

場面写真は、娘の実優に猫じゃらしを振られた寿々男=トラさんが、不服そうにしながらも、渋々“飼い猫”として遊びに付き合う姿を捉えた微笑ましい一枚。猫役を演じるにあたり、昔買っていた猫のしぐさを思い返し、猫の動画を見て動きを研究、さらには猫が二足歩行で歩けたとしたらどうなるかイメージを膨らませるなどして、独自の役作りで挑んだ北山。劇中では監督の原案をもとにブラッシュアップし制作された“ふわふわの猫スーツ”を身にまとい、キュートな姿をスクリーンいっぱいに表現した。

北山の“猫姿”は撮影現場でも大人気で、「みんながやさしくかわいがってくれた」という。多部や平澤、白猫・ホワイテストを演じた飯豊まりえら共演者も、見た目の可愛さはもちろん、トラさんが放つほのぼのとした空気感を大絶賛していた。

『トラさん~僕が猫になったワケ~』
2月15日(金)全国ロードショー
監督:筧昌也
原作:「トラさん」板羽皆(集英社マーガレットコミックス刊)
出演:北山宏光 多部未華子 平澤宏々路 飯豊まりえ 富山えり子 要潤 バカリズム
配給:ショウゲート

【ストーリー】 売れないマンガ家の高畑寿々男(北山宏光)は、妻・奈津子(多部未華子)がパートで稼いだお金をギャンブルに使い、お気楽な生活を送っていたが、ある日突然、交通事故であっけなく死んでしまう。そんなスズオのダメ夫っぷりに“あの世の関所”が下した判決は、「執行猶予1ヶ月、過去の愚かな人生を挽回せよ。但し、猫の姿でー」。トラ猫の姿でナツコとミユ(平澤宏々路)のもとに戻ったスズオは、「トラさん」と名付けられて高畑家で飼われることに。愛する家族のために何かしたいと思うトラさん=スズオだが、猫だから言葉さえ通じない。スズオは、家族に何ができるのか。どうやって人生を挽回するのかー。

©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会