「ギャングキング」、「セブン☆スター」などのヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が、2012年にヤングマガジンにて連載した青春漫画を、佐藤寛太（劇団EXILE）と加藤雅也共演で実写映画化する『軍艦少年』が、12月10日より公開される。このほど、本作の予告編とメイン写真がお披露目となった。

長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星と小さなラーメン屋を営む玄海。最愛の母を亡くして喧嘩に明け暮れる息子と幼馴染の妻を亡くして酒に溺れる父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は父と母が生まれた軍艦島に二人の大切な物がある事を知る。一方、玄海は妻が祀られた仏壇に一通の知らない手紙がある事に気付くが…。

予告編は、海に浮かぶ要塞のような長崎・軍艦島の映像から始まり、母を失い喧嘩に明け暮れる息子・坂本海星（佐藤寛太）が妻を失い酒に溺れる父・玄海（加藤雅也）の胸ぐらを掴んで壁際まで押し込み、「ここからも逃げんのかよ！」と怒りを滲ませた険しい表情で拳を突き出す。やがて、玄海と母・坂本小百合（大塚寧々）が生まれ育った軍艦島に小百合が置いてきた大切な物がある事を聞かされる海星。一方、自分を見失いもがき苦しむ海星と自堕落な生活を送り続ける玄海に対し、海星の同級生・結（山口まゆ)や友人・純（濱田龍臣）、玄海の幼馴染・野母崎巌（赤井英和）や同級生・泉（清水美沙）などが厳しくも優しい態度で二人を励ましていく。「これは俺と小百合の問題なんだよ！」「じゃあオレは、なんなんだよ！」とぶつかり合う親子の姿が、佐藤と加藤の鬼気迫る魂の熱演で綴られる。そして、初披露となる卓真が書き下ろした主題歌「軍艦少年」が流れる中、哀しい過去から立ち上がる二人が映し出され、「逃げたくない、自分の心から」というテロップと共に、明るい未来を見つめる海星で締めくくられる。

メイン写真には、軍艦島で前を向く金髪姿に傷だらけの海星の姿が収められる。

併せて、本作のムビチケカード（前売り券）が、本日10月8日より発売中。購入特典は、軍艦島で立ち尽くす全身の海星が印象的なオリジナルポストカード。価格は1,500円（税込）。

▲オリジナルポストカード

『軍艦少年』
12月10日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督：Yuki Saito
原作：柳内大樹「軍艦少年」
脚本：眞武泰徳
主題歌：卓真（10-FEET）「軍艦少年」
出演：佐藤寛太　加藤雅也　山口まゆ　濱田龍臣　柾木玲弥　一ノ瀬ワタル　花沢将人　髙橋里恩　武田一馬　赤井英和　清水美沙　大塚寧々
配給：ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】　長崎・軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う海星（佐藤寛太）と小さなラーメン屋を営む玄海（加藤雅也）。最愛の母を亡くして喧嘩に明け暮れる息子と幼馴染の妻を亡くして酒に溺れる父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は父と母が生まれた軍艦島に二人の大切な物がある事を知る。一方、玄海は妻が祀られた仏壇に一通の知らない手紙がある事に気付くが…。

©2021『軍艦少年』製作委員会