パトリック・ネスによる傑作SF小説を、トム・ホランド主演、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン共演で映画化する新感覚SFエンターテイメント『カオス・ウォーキング』が、11月12日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
第1部でガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞とブックトラスト・ティーンエイジ賞、第2部でコスタ賞児童書部門、第3部でカーネギー賞に輝いたパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化した本作。それほど遠くない未来、人類は汚染した地球を旅立ち、新天地に辿り着いた。しかしそこでは男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、“ノイズ”としてさらけ出されるようになり、なぜか女は死に絶えてしまう。生まれてから女性を見たことがない青年がある時、地球から新天地にやってきた一人の女性と出会う…。
予告編は、宇宙船が墜落し、地球からやってきたヴァイオラ(デイジー・リドリー)が“ニュー・ワールド”にたどり着くシーンから始まる。彼女を発見したトッド(トム・ホランド)は挙動不審な態度に。首長のプレンティス(マッツ・ミケルセン)から“ニュー・ワールド”の衝撃の事実を聞かされたヴァイオラ。男は頭の中の考えや心の中の想いが“ノイズ”となってあらわになり、女は死に絶えたという。トッドはこの地で最後に生まれ、女性を見るのが初めてだというから、ヴァイオラを見てドキドキが止まらない。思春期のトッドはもうヴァイオラのことで頭がいっぱいだ。そんなトッドを見てプレンティスの息子のデイヴィー・プレンティス・ジュニア(ニック・ジョナス)からイジられると、トッドは思わずカッとなってヘビの“ノイズ”を出してしまう。しかし後半はそんなのほほんとした雰囲気が一変。プレンティスはヴァイオラを捕らえて利用しようとする。そんな彼から逃げるトッドとヴァイオラ。「君を守る」と誓ったトッドは謎の生物と格闘する。ヴァイオラはバイクに乗って森の中を疾走。銃を構えるプレンティス。どうやら二人の逃避行の成功のカギは“ニュー・ワールド”に隠された謎とつながっているようだ。
『カオス・ウォーキング』
11月12日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:ダグ・リーマン
原作:パトリック・ネス「心のナイフ」<混沌(カオス)の叫び1>
脚本:パトリック・ネス クリストファー・フォード
出演:トム・ホランド デイジー・リドリー マッツ・ミケルセン デミアン・ビチル シンシア・エリヴォ ニック・ジョナス デヴィッド・オイェロウォ
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 西暦2257年、“ニュー・ワールド”。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた“新天地”のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、“ノイズ”としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッド(トム・ホランド)は、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラ(デイジー・リドリー)と出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく…。
© 2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved