直木賞作家・佐藤正午による実写化不可能と言われていた同名小説を、藤原竜也主演で映画化する『鳩の撃退法』が、8月27日より公開される。このほど、メイキング映像がお披露目となり、併せて、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。
小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む本作。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一(藤原竜也)は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」、「囲いを出たハト」、「一家失踪事件」、「裏社会のドン」…鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか“検証”を始めるが、そこには“驚愕の真実”が待ち受けていた。
メイキング映像は、本編でも重要な藤原竜也と風間俊介の掛け合いシーンや、藤原竜也に対して富山弁で挑発的な態度をとる西野七瀬の姿など、ここでしか見られない映像に。さらに、夢であった、藤原竜也との共演について熱く語る土屋太鳳のインタビューなど、舞台裏の様子がたっぷりと詰まっている。
▼著名人 絶賛コメント
■津田伸一(天才作家・藤原竜也演)
面白いのかって?いささか面白いんじゃないか。まあ、僕が書いた本が面白いんだから映画も面白くないわけがないか。誰も本当の結末にはたどり着けないだろうけどね。
■井上咲楽(タレント)
この謎がどうなって、誰と誰が動いてそうなったのか?見終わった瞬間に誰かと語りたい衝動に駆られました。早く友達に見てほしい!そして答え合わせをしたいです。運命とはなんなのだろう。
■今村昌弘(作家 代表作「屍人荘の殺人」)
観客に投げかけられる、大胆かつ異色の挑戦。画面から目を離してはいけない。真実に辿り着く道筋は、すべて晒されている。「そういうことだったのか!」と膝を打つこと間違いなしです。
■小鳩ミク(BAND-MAID/cluppo)
映画の中で一緒に小説を読み進めているような、不思議な気持ちになりましたっぽ。本来は関わるはずのなかった「鳩」によって、点と点が繋がったり繋がらなかったり、、、タイトルの「鳩の撃退法」は見る角度によって色んな意味で考えられるなぁと思いましたっぽ。小鳩としては、さりげなく本物の鳩さんが映っていたのは嬉しかったですっぽ!本物の鳩さん達は撃退されなくて良かったっぽー!
■佐久間宣行(動画クリエイター)
原作未読、全く情報入れてない状態だったのですが、おーそっち行くのか―という心地よい振り回され方で、あっという間に終わった感覚。それで最後に、面白かった…という感想をエンドロールで噛み締める大好きなタイプのミステリーでした。ミステリーなので、これ以上細かく説明できないのがもどかしいけど、オススメです。
■サバンナ 高橋茂雄(お笑い芸人)
鳩の撃退法。このタイトルだけで「?」。見初めて10分でさらに「?」がたまってく。それが映画が進むにつれて「?」が「!」に変わってく。最後は「!!」が止まらない。ぜひご覧くださいー!
■SYO(映画ライター)
脳が書き換えられてしまった。メジャー作品でありながら、カルトムービーのごとき野心作。誰か、この映画の撃退法を教えてほしい。
■日本鳩対策センター 広報担当
新たな鳩の撃退法が開発されたのかと思って映画を観ましたが、全然撃退していませんでした。鳩は厄介な鳥ですが、津田もなかなかな厄介者なので当社で撃退したいと思います。
■藤井サチ(モデル)
天才作家が書いたのは現実なのかフィクションなのか、、翻弄されまくりました!これほどしっかりと考えながら聴き逃さないように集中して見たのは久々です!もう一度見たくなる!
■山口勝平(声優)
ジェットコースターのような展開に、目は釘付け、思考回路はフル回転!!どこからどこまでが現実?小説?「真実は、いつもひとつ!」じゃないのー?風間俊介さんの役名がなぜ秀吉なのか?ピピン!と来たよ♪
■YOU(タレント)
小気味良き(笑)小難しき(笑)面白き(笑)好き。
■ロザン 宇治原史規(お笑い芸人)
ただの謎解きではありません!そもそも自分がいま観ているストーリーは現実なのか、という大きな謎が存在します。他に類を見ない謎解き作品です!
『鳩の撃退法』
8月27日(金) 全国公開
監督・脚本:タカハタ秀太
原作:佐藤正午「鳩の撃退法」
脚本:藤井清美
音楽:堀込高樹(KIRINJI)
主題歌:KIRINJI feat. Awich「爆ぜる心臓」
出演:藤原竜也 土屋太鳳 風間俊介 西野七瀬 佐津川愛美 桜井ユキ 柿澤勇人 駿河太郎 浜野謙太 岩松了 村上淳 坂井真紀 濱田岳 ミッキー・カーチス リリー・フランキー 豊川悦司 浜中文一 佐藤新(IMPACTors)
配給:松竹
【ストーリー】 かつては直木賞も受賞した天才作家の津田伸一(藤原竜也)。津田はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅…。彼の話は嘘?本当?鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか“検証”を始めるが、そこには“驚愕の真実”が待ち受けていた。
©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館