田中圭「心が落ち着く、浄化されていく」、中谷美紀「女性にとって心強い応援歌」miwaによる書き下ろし楽曲が主題歌に!『総理の夫』予告編

山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である原田マハの20万部超えのベストセラー小説を、河合勇人監督が田中圭と中谷美紀のダブル主演で映画化する『総理の夫』が、9月23日より公開される。このほど、本作の主題歌が、miwaによる書き下ろし楽曲「アイヲトウ」に決定し、併せて、予告編がお披露目となった。

すぐそこまで来ているちかい将来の日本で、42歳、史上最年少にして史上初の女性総理が誕生した。鳥類学者であるその夫は、ある日突然総理となった妻を微力ながら支えようとするものの、史上初のファーストジェントルマンとして自らも担ぎ上げられてしまい順風満帆であった夫婦生活は結婚10年目にしてまさかの激変。夫婦は「政界」という世界で奮闘する。

主題歌を担当するのは、「ヒカリへ」が大ヒットし一躍名を馳せ、さらには自身のイメージを覆す楽曲「リブート」でも話題となり、世代を問わず支持を得るmiwa。本作のために「アイヲトウ」を書き下ろし、力強い楽曲と真っ直ぐなメッセージで映画の世界観を表現した。

予告編冒頭、突然、“総理の夫”となった日和(田中圭)の人生が激変する様子が明らかに。マスコミ対策(!)、追っかけ(!)、監視(!)と“巻き込まれた夫”の姿がコミカルに映し出され、総理である凛子が妊娠したことで、またもや状況は一変。「すごいよ~!凛子!」と喜ぶ日和だが、国民のさらなる大注目を浴び、何やら二人を取り巻くキャラクターたちも一癖も二癖もありそうで…。「日本の未来はあなたにかかっている」とも言われた前代未聞の“総理の夫”。果たして、この大騒動、どんな結末を迎えるのか?

▼スタッフ&キャスト コメント

※インタビューより抜粋
■miwa(主題歌)
「初めて日本に誕生する女性総理」。芯の強い女性を描いている作品だと思いましたので、その主題歌を担当させて頂けるのは嬉しく、光栄でした。作品を拝見して、いくつか曲を書いたのですが、「今までのmiwaの楽曲にない、新境地へ挑戦して欲しい」と(プロデューサーから)言って頂いたこともあり、最終的に書いた数曲の中でも力強いタイプの楽曲となりました。「アイヲトウ」というタイトルは、「私、初めて“信を問う”をやってみようと思う」という(中谷美紀演じる)凛子さんの劇中のセリフにインスピレーションを受けました。凛子さんの芯の強さ、真っ直ぐなところは、同じ女性として、勇気をもらうシーンが沢山あります。人としての生き方や生きる道、“選択する勇気”を感じられる作品でありながら、それ以上に夫婦の愛や信頼、絆に重きがある作品だなとも思います。「アイヲトウ」も自分で選択した強い女性をイメージした楽曲ですが、その選択ができるのは、大切な人がいるから、というメッセージも込められているので、そこも感じていただけたらなと思います。

■田中圭(相馬日和役)
(『総理の夫』の)完成作を試写で観させて頂いた時、登場人物みなに感情移入をして後半1時間ずっと泣いていました。それは悲しい涙ではなく、最後は力強い終わり方でした。本編が終わり、感情的にどう落ち着ければよいのかを思っていたところにこの主題歌が流れ、心が落ち着く、浄化されていく、より前向きになれるように気持ちを上げてくれました。

■中谷美紀(相馬凛子役)
映画では解散総選挙で「信を問う」という言葉を使っていたのですが、それを汲み取り、隠喩として曲のタイトルに用いてくださったのがすごく素敵だなと思います。今のようなとても厳しい時代でも、明日に向けての希望を与えてくれる曲をmiwaさんが書いて下さり、私たち女性にとって心強い応援歌です。

『総理の夫』
9月23日(木) 全国公開
監督:河合勇人
原作:原田マハ「総理の夫 First Gentleman」
脚本:松田沙也 杉原憲明
音楽:富貴晴美
主題歌:miwa「アイヲトウ」
出演:田中圭 中谷美紀 貫地谷しほり 工藤阿須加 松井愛莉 木下ほうか 長田成哉 関口まなと 米本学仁 国広富之 寺田農 片岡愛之助 嶋田久作 余貴美子 岸部一徳
配給:東映 日活

【ストーリー】 ある日の朝、妻を愛してやまないお人好しな鳥類学者・相馬日和(田中圭)は、少数野党の党首を務めている妻の凛子(中谷美紀)から意味深な話題を投げかけられた。「ねぇ日和くん、もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」聞き返してもはぐらかされ、野鳥観察の出張に出た日和。ろくに電波の届かない孤島で十日間ほど仕事に没頭しているうちに…、なんと彼女は、この国の未来をすっかり変えてしまっていた!日本初の女性総理大臣に選出された凛子。時を同じく、突然「総理の夫」となってしまった日和。はじめは「微力ながら彼女の夢を全力で応援しよう」くらいに思っていた実におめでたい日和であったが、予想だにしなかった激動の日々に巻き込まれていく…!!

©2021「総理の夫」製作委員会