田中圭が相棒・インコとともに中谷美紀に寄り添う!『総理の夫』名画「民衆を導く自由の女神」を下敷きにして描かれた革命ビジュアル

山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である原田マハの20万部超えのベストセラー小説を、河合勇人監督が田中圭と中谷美紀のダブル主演で映画化する『総理の夫』が、9月23日より公開される。このほど、世界的名画「民衆を導く自由の女神」を下敷きにして描かれた革命ビジュアルがお披露目となった。

すぐそこまで来ているちかい将来の日本で、42歳、史上最年少にして史上初の女性総理が誕生した。鳥類学者であるその夫は、ある日突然総理となった妻を微力ながら支えようとするものの、史上初のファーストジェントルマンとして自らも担ぎ上げられてしまい順風満帆であった夫婦生活は結婚10年目にしてまさかの激変。夫婦は「政界」という世界で奮闘する。

革命ビジュアルは、これまでに音楽雑誌「ミュージックマガジン」の表紙を長年にわたって手掛け、パリコレでYOHJI YAMAMOTOとコラボレーションし話題を集めるなど、広告・装幀、CDジャケットなど国内外で活躍するイラストレーター・サイトウユウスケによって、ウジェーヌ・ドラクロワがフランス7月革命を題材に製作したと言われる「民衆を導く自由の女神」を下敷きにして描かれた。総理大臣・凛子(中谷美紀)が自身の所属する直進党の旗を掲げ神々しく民衆を導く傍ら、その夫・日和(田中圭)も必死な表情で相棒のインコと一緒に寄り添っている。「未来をあきらめない!」という劇中でもキーとなるフレーズが、日本に“革命”の風が吹くことを期待させる。さらには、日和と凛子の周りの人々にも注目すると、日和の顔や「そ~りん」と描かれたファンメイドなうちわを持った民衆、そしてカメラを手に横たわるパパラッチまでもが収められ、細部まで楽しめるビジュアルになっている。本ビジュアルはチラシでも使用されており、4月23日より随時、全国の劇場(一部を除く)にて設置される予定だ。

『総理の夫』
9月23日(木) 全国公開
監督:河合勇人
原作:原田マハ「総理の夫 First Gentleman」
脚本:松田沙也 杉原憲明
音楽:富貴晴美
出演:田中圭 中谷美紀 貫地谷しほり 工藤阿須加 松井愛莉 木下ほうか 長田成哉 関口まなと 米本学仁 国広富之 寺田農 片岡愛之助 嶋田久作 余貴美子 岸部一徳
配給:東映 日活

【ストーリー】 ある日の朝、妻を愛してやまないお人好しな鳥類学者・相馬日和(田中圭)は、少数野党の党首を務めている妻の凛子(中谷美紀)から意味深な話題を投げかけられた。「ねぇ日和くん、もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」聞き返してもはぐらかされ、野鳥観察の出張に出た日和。ろくに電波の届かない孤島で十日間ほど仕事に没頭しているうちに…、なんと彼女は、この国の未来をすっかり変えてしまっていた!日本初の女性総理大臣に選出された凛子。時を同じく、突然「総理の夫」となってしまった日和。はじめは「微力ながら彼女の夢を全力で応援しよう」くらいに思っていた実におめでたい日和であったが、予想だにしなかった激動の日々に巻き込まれていく…!!

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