2020年世界興行収入No.1のヒットを記録した、グアン・フー監督が贈る中国映画『八佰（原題）』が、邦題『エイト・ハンドレッドー戦場の英雄たちー』として今秋に公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、1937年、第二次上海事変の末期、中国軍の守備隊が、命懸けで5日間の戦闘を繰り広げた“四行倉庫の戦い”として知られる実話を描く。映画『X-MEN』『ロード・オブ・ザ・リング』のVFXスーパーバイザー、ティム・クロスビーが放つ戦闘場面のリアリズム、20万平米の広大な土地に上海の街をリアルスケールで再現したダイナミズム、構想10年、総製作費80億円を投じて完成させた史上最大の決戦が、目の前に迫り来る。

出演は、中国版『世界の中心で、愛をさけぶ』で主役を務めたオウ・ハオを筆頭に、『The Crossing ザ・クロッシング』のワン・チェンユエン、『山河ノスタルジア』のチャン・イー、『罪の手ざわり』のジャン・ウーのほか、日本軍司令官として中泉英雄が参加する。監督は『ロクさん』『愛しの母国』のグアン・フーが手掛ける。

ポスタービジュアルでは、2020年の世界興行成績でNo.1を記録したことが大きく打ち出され、中央には“戦場の英雄”が一人旗を持って、向かいくる戦闘機と対峙する勇ましい姿が収められる。

『エイト・ハンドレッドー戦場の英雄たちー』
今秋 ＴＯＨＯシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本：グアン・フー
出演：ジャン・ウー　チャン・イー　ワン・チェンユエン　ホアン・チーチョン　オウ・ハオ　ドゥ・チュン　リー・チェン　タン・イーシン　チャン・チュンイー　中泉英雄
配給：ハーク

【ストーリー】　1937年、日中戦争下の上海。中国軍第88師第524団の兵士たちは河沿いに建つ巨大な倉庫「四行倉庫」を防衛拠点とし、迫り来る日本軍からの砲撃、銃撃、空爆などの総攻撃にさらされ、目の前で次々と仲間が犠牲になっていた。それでも決死の覚悟で激戦を耐え抜く兵士たちは、未来をがむしゃらに守り抜こうとしていた。地獄と化した運命の5日間、その勇姿は戦況を見守る多くの同胞の心を突き動かしていく。

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